心理療法でできること / 変わることとは?自分のなりたい人生を掴むために

心理療法で何ができる? 何が変わる? 自分の人生を制限しているのも、問題を抱えることを選んでいるのも自分自身。自分のリミッターを外して欲しい人生を掴むために

橋本翔太が心理療法のセッションを通して目指すのは、

●「心の苦しみから解放され、自分らしく、よりよく生きることができるようになる」
●「なりたい自分になるのをとめているのは何なのか? その意外な理由に気づき、自分を深く知り自分自身と和解する」
●「欲しい人生を遠慮せずに掴めるようになるために、自分のリミッターを外し、自分の生きたい人生を生きること」

の3点です。心理学、心理療法といっても、そのジャンルは多岐にわたります。そもそも、心理学ってなんだろう? それぞれ、どんなやり方があるのだろう? 何ができて、何が変わるの? 何を扱うの? などについて、順番に説明していきます。

目次


心理学ってなんだろう?
なんで人生がうまくいかないのだろう? 生まれてきたからには、しあわせなもっと納得のいく人生を送りたいのに
問題にはかならず、それを抱えている利得(メリット)がある。そこに気づくことがスタートライン!
心の問題解決の心理学は、大きく二つに分けられる。1過去を扱うか。2過去を扱わないか。
【系統1-今の認知にフォーカス】アドラー心理学や森田療法・自己啓発的な心理学。
ポジティブ思考へと変換するだけの心理学は一時しのぎになりがち。リバウンドしてしまう。
【系統2-過去の認知にフォーカス】フロイト系から発展。愛着の問題を紐解き感情を解放する系。
親や祖父母から引き継がれる生き方のパターンをあなたが打ち破るとき。人生脚本とは?
なりたい自分・生きたい人生を生きると言いながら本当の本音はどこにある?
こんな人におすすめ。どんな変化がおこる?
心理療法セッション体験者の声

 

心理学ってなんだろう?

心理学とはわたしたちの【心】という抽象的でつかみどころないように思えることを、実験や統計によって科学的に分析し、データを元に、人の心をより深く理解していく学問です。

心理学と一口に言っても、発達心理学、児童心理学、経済行動学、犯罪心理学、など多岐にわたります。行動心理学や、デザイン心理学などのように、人の心の働きのなかでも、経済面において人はどう動くのか、デザインに対して人はどう判断するのか、などを扱う新しい心理学のジャンルも誕生しています。

大学で心理学を専攻した人、一度でも調べたことがある人はわかると
思うのですが、心理学は理系と文系の間の学問と言われます。

大学で論文を書く場合には、実験による検証がとても大切で、あいまいで、なんとなく、人の心に触れるのが心理学ではありません。
実際大学などのアカデミックな場所では、適切な実験方法に基づき、実験を繰り返し、データを集め、人の行動のくせや、心の働きのくせ、ある状況や環境下で人はどう行動するのか、など、人間の心の働きを科学的に分析し、明晰な法則や答えを導き出そうとする、化学実験に近いことを学び実践することを第一に学びます。それが心理学です。

ちょっとポエムっぽい人生の知恵みたいなものや、元気になるちょっといいことを言ってる風の言葉、をつぶやいて、それを心理学という人が最近はSNSでも増えていますが、それは心理学とは違います。本来は、もっと科学的に人の心を扱う学問です。ですから裏付けもあり、再現性もあります。

橋本翔太が扱う心理学は、その中でも、うつやパニックのようなメンタルの落ち込み、認知の問題により発生する生きづらさ、自分の人生の発展や成功、達成を妨げてしまうのはなぜか、人間関係のなかでいつも繰り返されるパターンの打破、家族や人間関係の問題、などで、広く捉えると「臨床心理学」と呼ばれるジャンルになります。臨床、つまり問題の起きている現場で、人に寄り添い、解決するための心理学だと思ってください。

橋本翔太が大学院で専攻した心理学は、臨床心理学です。当時は特に教育の臨床現場での実験や学びをもとに論文を書いていました。教員もしていたので、いじめや生徒のうつ、なども扱っていました。

なんで人生がうまくいかないのだろう? 生まれてきたからには、しあわせなもっと納得のいく人生を送りたいのに

・もっと人生をよくしたい。でもなんでうまくいかないのだろう。
・なんでいつも、心がくすぶっているのだろう。
・もっと上に行けるはずなのに、あの人は出来ているのに、どうして自分はできないのだろう。
・やりたいことがわからない。自分の幸せがわからない。
・不安要因がたくさんある。どう向き合ったらいいのかわからない。
・未来に希望がもてない。もっとメンタルが強くなったらいいのに。

 なんとかしたいと思って頑張っているけれど、なかなか、うまくいかない。解決するのも疲れてしまっていませんか?

・問題をいつも抱えている
・今もしあわせではある。でももっと幸せになりたい。何が足りないのだろう
・叶えたいことが、思うようには叶わない。年齢を重ねる焦りも出てきている
・人間関係でいつもつまずく
・パートナーの問題で悩んでいる
・そもそも、パートナーができない
・経済面の問題がいつも課題
・子育て、義理家族、親との問題でしんどい

 そこに加えて、

 ・不安ばかりつのって、うまくいかない。
・未来に希望がもてない。
・悩みが解決しない。解決の目処が立たない。

 と思っていませんか。 もっと、よりより人生を生きたいのに。頑張っているつもりなのに、どうしてなのか? 問題を解決しようと頑張ってきて、うまくいったこともあるけれど、結局思う様には解決できていない。色々試したけれど、問題がリバウンドしてしまう。

それはなぜでしょうか? 

 

問題にはかならず、それを抱えている利得(メリット)がある。そこに気づくことがスタートライン!

にわかには信じられないかもしれませんが、今、あなたが抱えている問題、解決したいと思っていることには、それを持っている利得(メリット)があります。つまり、その問題を抱え、悩んでいる。そのことで【得をしていること】があるのです。

 自分の性格も、相手が原因だと思えるような問題も、経済面や、心のくせ、やる気がでない、人が怖い、仕事をやめたい、家族とうまくいかないことも、実はそれを抱えることで、あなたが得ているものがあるのです。

 「問題を抱えている利得」は心の深いところにあり、巧妙に隠されているので(自分で隠しているので)、自然に自覚されることはありません。カウンセラーと一緒に、心を探り掘り下げていく必要があります。最初は自分の抱えている問題にまさかメリットがあるとはにわかには信じられないものです。

 言い方をかえると、どんな問題にもそれを持つメリットが必ず存在しており、「問題を解決することで、実は困ったことが起こる。だから、わざわざこの問題を目の前に置いて、自分で自分を困らせて、苦しませている」という現実があるのです。

この極端な例に「疾病利得」というものがあります。誰もが健康でいたいと望んでいるし、望んで病気になる人などいない(はず)なのに、病気でいること、疾病を抱えていることに本人もきづいていないメリットがある場合、病気は回復しません。一見自分ではコントロールできない病気でさえ、抱える利得(メリット)が存在している場合が少なくなくありません。まして各自が抱えているあらゆる問題には、必ずそれを抱えるメリットがあります。つまり人は問題を自分から持つことで、何か得ているもの(利得・メリット)があるのです。

 

つまり、問題を解決したい、こんな人生が欲しい、なのにできない、と言いながら、その問題を解決してしまうと、実はもっと困ってしまうことが起こる。感じたくない恐怖や辛い感覚が湧いてきてしまう。ということを無意識に分かっているため、表層では問題を解決したいといいながら、その問題を手放すことに強く抵抗している状態なのです。信じられないかもしれませんが、ここに気づくことが、問題解決の、そして似たような問題を繰り返さないために一番大切な着眼点なのです。

 本人は本当に困っているし、この問題を解決したいと思っていながら、実は自分から問題にしがみついている、という現実に気づけないから、何をやっても、解決につながらないし、解決したように見えても、また同じ問題を抱えてしまうのです。問題の利得(メリット)に気づいた上で、自分はその上でどうしたいのか、を決めないと、本当の問題解決にはなりません。

 
昨今、
心理学がメジャーになって久しいですが、心療内科に併設されているカウンセリングで問題をもつ利得を扱うことはありません。基本は傾聴がベースで、とにかく話だけは聞いてもらえますが、具体的な解決策の提示はありません。そして認知行動療法によるワークがメインとなります。今起きている表層の問題だけを扱い、認知のクセを改善しようとするわけですが、これは時間も労力もかかるうえに、時間の経過と共に、リバウンドしやすいやり方なのです。

 ただ現実問題、時間的な制限(通常40分)と、ガイドラインに沿ったやり方を求められるため、やれることに限りがあるのも現実です。

心理セッションを進めるうちに、今抱えている問題のメリットをみつけて、人は愕然とします。まさか、自分がその問題にしがみしているなんて。その問題をもっていることで自分の身を守っていた、いいことがあった。

つまり、あえてその問題を自分が選び取って握りしてめていた、ということに気づきいてしまうのは、ある意味怖いことでもあります。本人はずっと真剣にその問題に悩まされ、苦しみ、必死に生きてきたのに、無気力になったり死にたいくらい苦しんで悩んできたのに、まさかその問題を抱えているメリットが存在していたなんて。しかしこの気づきから、人生が動き出します。

 そして、このメリットを手放してしまう、なくしてしまうのは、怖いことでもあります。それをするくらいなら、まだ問題を抱えていた方が、マシだ、と感じてしまう人もいます。ずっと解決したいと思っていたのに、この問題をもっていたほうがマシ、と気づくこともあるのです。

この葛藤が起きて初めて、本当の問題解決へと動き出します。そのときはじめて、本当に自分がやりたかったこと、自分の人生を、自分が歩むこと、がわかるのです。
 そのくらい私たちは「本当に本当に自分自身が望んでいること」に無自覚だったりするのです。

 「問題を持つメリット」は非常に複雑で一人ではなかなか気づくことができない。ここでわかりやすい例をだします。

問題のメリットには様々なものがありますが、以下にわかりやすい例をあげます。メリットはひとつだけではありません。もっと複雑に入り組んでわかりづらいメリット(リトリーブサイコセラピー的解釈の利得)も存在します。

・幸せになりたいけど、いつもうまくいかない → 自分が幸せになってしまうと、親の子育てが成功したことになってしまう。親への怒りや憎しみを無意識に抱え込んでいて、親の子育てが失敗したことにして親に復讐をしたい、という本音がある。だから、自ら幸せになりそうになると、あえて無意識に不幸な方を選択してしまっていた。
・付き合ってもすぐに別れてしまう。深い関係になれない。恋人と長続きしない。→ 深い関係になった人との関係が壊れてしまうことがとても怖く、関係が深まるほど、居心地が悪くなり、無意識から、わけもなくイライラしたり、相手を責めてしまったりして、自分から嫌われるように仕向けていた。そうすれば深い関係を築かなくて済むので、自分が将来傷つくこともなくなるため、本音はホッとしていた。
・人と仲良くなりたいけれど、仲良くなれない → 人に近づかなければ、傷つけられることもない。仲良くならないことで、傷ついてしまうかもしれない可能性がなくなる。そうやって自分を守っている。
・言いたいことを言えない → 言いたいことを言わないことで、人から嫌われることがない。人から嫌われてしまうと、孤独を感じて、自分は生きている価値がないとまで感じてしまう感覚がある。それを感じたくないので、言いたいことを我慢して、人に合わせて、相手に合わせて、孤独にならないようにしていた。
・結婚したいと思うけれど、できない → まだ親に頼っていたい。家賃を払わなくてもいいし、社会的責任を取らなくて済む。あるいは、自分の家族のような不幸な家庭をもってしまうかもしれないのが怖い。その責任を負うのが怖い。
・人から嫌われるのが怖い → 人に嫌われてしまうと、自分は無価値で、生きていても仕方ない、という感覚があることに気づく。人から嫌われるかもしれない、とわざわざ予防線を張って自分を緊張させておけば、本当に嫌われてしまうことを避けることができる。
・人を信用できない。なので親しい人ができない → 信用してしまった後に、裏切られるのが怖い。信用しなければ傷つけられない。深い人間関係になって壊れてしまった時のショックはもう味わいたくない。だから、わざわざ人を信用しないように自分を仕向けて、自分の身を守っている。
・なかなかやりたいことに踏み出せない → 失敗したときに責任を取らずに済む。やりたいことで失敗したら、やりたくないことで失敗した時よりもダメな自分を感じてしまって辛い。だからやりたいけど、傷つきたくない。結果、失敗した時にダメな自分を感じる可能性をなくして、落ち込まなくても済むようにしている。
・自分はダメだと思ってしまう → ダメな自分を感じることで、自分を責めることで、自分を奮いたたせてきた。それが隠れたモチベーションになっている。自分にダメだしをしていると、最初は落ち込んでも「何クソ」という気持ちが湧いてきて、それを原動力に頑張ってきた人生だった。つまり、ダメと思うことで、成功体験も積んでおり、実はこの動機のパワーに頼っている。
・他人と比べてしまう → 自分の本音や意思を出すと、否定されることが子供の頃からあった。自分を主張すると、親に迷惑をかけてしまう感覚がり、そこに罪悪感を感じる。自分らしく自分を生きることは、親に否定されること、親を裏切るような感覚がある。それを感じると、居場所がなくなるような感覚があり、それが怖い。あらかじめ、他人のことを気にして比べていれば、自分が飛び抜けてしまうこともないし、だから傷つけられることもない。あらかじめ未然に防ぐことができる。
・相手に気を使いすぎて疲れる → 他者に受け入れてもらうことが自分の価値だと信じている。他者から否定されたら、生きていけない感覚がある。自分の存在価値は、周囲からの評価で決まる感覚がある。だから、気を遣うことで、相手に気に入られていると、自分には価値があるような気がして、頑張ってしまう。
・相手を優先してしまう → 自分を優先させるといつも怒られた。その時の感覚が残っていて、それを避けたい。
・親を許せない → 親を恨むことで、うらみと怒りをバネにしてなにくそと生きることが人生のモチベーションになっている。そこを手放すと無気力になってしまうので、親へのうらみつらみを持ち続けている。
・ やる気が出ない、ダメな自分がいや → ダメでいることで、できない子でいることで、親が面倒をみてくれた、それが親とのつながりになっている。ダメでなくなることは、親とのつながりの感覚が切れてしまうことであり、それが怖い。
・旅行や飲み会や、欲しいものを買うなど、楽しいことをすると罪悪感がでてくる。 → 幸せそうにしていると、親がいい顔をしなかった。あんたはいいわね、などのように嫌味を言われた。親の苦労している姿をみているので、自分が楽しいことをしていると親を裏切るような気持ちが出てきてしまう。親を裏切ってまで、楽しいことをするのが辛い。
・親よりも幸せになれない。罪悪感がある → 親よりも幸せになる、経済面で豊になることで、親を見捨てるような感覚(罪悪感)があるため、無意識に親を超えていくことができない。親をこえずに不幸でいることで、親とのつながりを感じることができる。
・疾病利得(疾病利得については→こちらをご参照ください

他には以下の問題も、以下にない問題でも、裏には問題を持つ利得が必ず隠れています。

・いまいち、夢が叶わない
・やる気が続かない
・すぐに投げ出してしまう
・うまくいきそうになると、ダメにしてしまう
・パートナーが欲しいけど、できない

・職場の人間関係でいつも苦労している
・友達がなかなかできない
・人が怖い、苦手
・他人の視線が気になる
・信頼できる人がいない
・愛する人と近くなる程、イライラしてしまう。相手を試してしまう
・幸せになりたいと言いながらも、いざ幸せが近づいてくると壊してしまう
・成功したいと言いながらも、途中で投げ出してしまう
・お金がほしくて頑張っているのに、無意識にストップをかけてしまう
・貯金したいのに貯まってくるとなぜか大きな出費があってお金が貯められない
・ダメな人を好きになってしまう
・せっかく理想の人と一緒に入れるのに居心地が悪くなって台無しにしてしまう
・上手くいきはじめても、ダメにしてしまう。自分から苦労を選んでしまっている
・うまくいくと、怖くなる

ここには書いていない、ありとあらゆる問題の裏には、必ず利得があります。どんな問題にもその問題を抱えている、メリットがあるんです。

自ら、うまくいかないように仕向けている。なぜなら、上手くいくことで、失ってしまうものがある。それを避けたい。それを避けられるメリットのために、自ら不幸と問題を選んでいる。その無意識に自分では気づけないのです。特に、子どもの頃に身につけた、自分を守るために必要だったこと。それが今も利得だと思い込むことで、大人になった今も自ら不幸になり問題にしがみついていることに気づけません。

この問題を抱えているメリットに気付いた時に、人は愕然とします。自分の問題も、自分の不幸も、不調も、実は自らが選んでいた、という信じられない現実に直面する方もいます。それを深く見ていくと、親や家族との関係性に影響を大きく受けている場合がほとんどです。

例えば人によっては、今まで自分がしたいと思っていたこと、頑張っていたことが、すべて親のためだったと気づいて、愕然とする人もいます。親のために生きていれば、親に愛された、居場所がもらえた、あるいはかわいそうな親を助けることができた。そんな環境にいた人は、自分と親の命を守るために、自分を殺して、親のために生きはじめます。そうすると親が喜ぶ、そうすると自分も嬉しい。やがてその喜びが自分が望んでいるものだと勘違いし、本当にやりたい自分のための人生がわからなくなります。

しかし自分一人ではなかなか、問題を抱えているメリットに気づくことができません。

心の深いところで、得をしていること(利得)が有る限り、心の底から問題を解決することが出来ません。この利得を知り、解決していかない限りは、傾聴や励ましだけのセッションを受けて、しばらくは調子が良かったけれど、結局リバウンドしてしまう、また気持ちが苦しくなる、という人は多いのです。

つまり「自分の望ましい人生・生き方を(無意識に、自分からあえて)選ばないことで得られているメリット、その問題を抱えているメリット」をまず解決しなければ、先に進むことができないのです。

心の問題解決の心理学は、大きく二つに分けられる。1過去を扱うか。2過去を扱わないか。

親との関係性、と先ほど書きましたが、心理学と一口にいっても、親子関係を扱うものもあれば、むしろ親子関係は一切扱わないものもあります。

冒頭でも説明しましたが、心理学には多様なジャンルがあります。私たちが心の問題に向き合う時に必要となるのは、おもに臨床心理学と言われる、心の病理と問題を扱うジャンルの心理学です。その中でも、アカデミックな知識を学び、社会的な現象を扱う場合と、実際の現場、臨床の場でいかに効果的に問題を解決するか、に着目した臨床心理学があります。

そしてさらに、私は心の問題を解決するための心理学のアプローチの違いから、大きく二つに分けられると思っています。それは、

  • 過去を扱うか(幼少期、生育歴、トラウマ、家族の問題を扱うか)
  • 過去を扱わない(今の認知を変えることに重点を置く。過去のせいにしない)

の2つです。つまり、認知の歪みを、

  • 今現在だけにフォーカスして、変えていくのか。
  • 過去にもフォーカスして、変えていくのか。

の違いです。橋本翔太が大学院にて専門的に勉強してきた【過去を扱わない心理学】としてポピュラーなものとしては

・認知行動療法
・アドラー心理学
・森田療法
・ユング系の考え方(夢分析、アニマ・アニムス
など)
・仏教的な要素を取り入れて発展した心理学の系統
・PTSDを記憶の書き換えと捉え重視しないロフタス系

などがあげられます。一般的な心療内科で併設されている臨床心理士によるカウンセリングルームで行われる傾聴主体の、主に今起きている問題のみに取り組むスタイルの心理学です。一方【過去を扱う心理学】は、大きく分けるとするなら、フロイトから派生した考えを受け継いでおり

・リトリーブサイコセラピー
・交流分析
・ゲシュタルト療法
・NLP
・愛着障害

・トラウマケア(PTSD)
・毒親
・アダルトチルドレン

 などがそこに当てはまります。もう少し詳しく見てみましょう。

【系統1-今の認知にフォーカス】アドラー心理学や森田療法、自己啓発的な心理学。書店にならんでいる心理系の本のほとんどもこれ。認知を変えることに注目。

【現在・今】の認知、考え方、捉え方を変えていくことに注力します。親やトラウマを扱ったり、生育歴を問うことはほとんどありません。むしろ、それらを否定し、問題から逃げるために、親のせいにしたり、過去のせいにしている、という捉え方をする場合もあります。自己啓発や、多くの心理エッセイも、広い意味でここに含まれます。心療内科に併設されているカウンセリングルームで、臨床心理士が行う認知行動療法もこのジャンルです。原因はさておき、今の認知の歪みを改善していきましょうというアプローチです

もちろん、このアプローチが非常に効果的に働く人たちもいます。森田療法は大正時代から続く、まさに日本人のためのアプローチであり、橋本翔太も拙著「大丈夫、あなたの心は必ず復活する」「他人(ひと)からどう思われているか気になったとき読む本」(ともにKADOKAWA)でご紹介しています。アドラー心理学も、2014年の流行まえから橋本翔太は取り入れてきました。

逆に言えば、このジャンルはある程度までは、自分で書籍でも勉強できる部分です。扱う心の深さは浅いものの、現在にフォーカスしているので、即効性もあります。過去を扱わないけれど、今に注目して、認知を変えようとする心理学は、自己学習ができるので、書籍などを通して心理学を学んできた人は、この分野を試してきた人も多いはずです。

認知行動療法とは

心療内科に併設されているカウンセリングルームで臨床心理士が使うメソッドのほとんどは、認知行動療法です。簡単に言うならば、練習によって、思考クセ、考えクセを修正していく心理メソッドになります。ワークシートなどを使って、自分で練習できるというメリットがありますが、認知の歪みが発生することになった、大元の原因やきっかけになった出来事はあつかいません。根本の問題を解決しないため、努力で認知の問題を無理やり矯正しようとする部分もあり、途中で嫌になってやめてしまう方も多いのが現状です。

例えばアドラー心理学で辛くなる人がいる

2014年からブームになったアドラー心理学も、誰にでもはおすすめできません。私もアドラー心理学はブームの前からずっと好きな心理学のジャンルの一つで、よく勉強していたのですが、アドラー心理学は、そこそこに元気な人が取り組むことでより効果を発揮します。マイナスを抜けた人たちです。どちらかというと自分を鼓舞するための自己啓発に近い心理学なのです。よって一歩間違えると自責の念が強くなって、余計に自分を責めてしまいます(実際アドラー心理学を読んで苦しくなってしまった方も少なくありません)。アドラー心理学はかなり自分に厳しい心理学なので、それに持ちこたえるくらいエネルギーが回復している必要があります。(その回復のためには栄養療法と音楽療法など、心理ではないジャンルも役に立ちます)

アドラーは「今の自分が不幸なのは、過去に原因があるのではない」といいます。「過去に原因があるから、前に進めないのではなく、前に進まないために過去について悩むのだ」という捉え方をします。この意見には僕も半分賛成します。実際、過去にしがみつき、他人のせいにしつづけることで症状を悪化させている人もいるからです。しかしこれが万人に当てはまるわけではなく、過去を扱い、愛着やビリーフ、二次利得の問題をしっかり解放していくことで回復する人たちもいます。これは後ほど説明します。アドラー心理学の利点は、書籍などで自主学習ができるところです。特にカウンセラーの手助けがなくても、取り入れることができます。

森田療法とは

大正時代に活躍した精神医学者・森田正馬によって確立された精神療法「森田療法」によって、心が楽になる方もいらっしゃいます。フロイトやユングから派生した精神分析療法をメインとする、心の苦しみを取り除こうとする西洋的な心理学とは違い(認知行動療法もこれに含まれます)、森田療法は東洋的で日本人らしい哲学的なアプローチで、苦しみの原因を取り除こうとするのではなく、受け入れることに重点を置きます。

●「できること(自分の努力で変えられること)」をおろそかにせず、「できないこと(自分ではどうにもできないこと)」は放っておく。

●不安を感じるのは自然なことであり、その自然な流れをどうにかしようともがくから、悩みが深くなり、症状も現れてくるのだ。

●不安を感じるのは当然のことであり、不安は不安のままに、今、目の前のことをすればよい。それで充分生きていける。そうすれば、おのずと解決策が見えてくるものである。

 

このように苦しみや不安を特別視せずに共生を目指します。この発想により生きるのが楽になる人もいます。私も森田療法には助けられました。しかし森田療法もアドラー心理学と同様に、エネルギーがある程度残っている人には効果がありますが、エネルギーが枯れ果てた人には、ガマン療法になりかねません。また、森田療法も過去の出来事(愛着や育ち)は一切関係ない、という厳しい心理学です。これが合う人もいますが、実際に過去に抱えた感情感覚が問題になって投影が起こるなどして問題を抱えている人には、気合と根性でそれを乗り越えさせようとする心理学になってしまいます。

森田療法の利点も、書籍などで自主学習ができるところです。特にカウンセラーの手助けがなくても、取り入れることができます。森田療法を実践しているセンターもありますが、まずは書籍などを通して自分で取り組むことができます。

 

過去を見つめ消化すること、過去は放っておくこと、どちらも正解ではありますが、過去を扱う場合は一人ではできません。

拙著『大丈夫、あなたの心は必ず回復する』(KADOKAWA)では、森田療法的な発想をメインに、過去にアプローチせずに、不安と共に歩きながら心を回復する方法を書きました。

アドラーも森田も、「過去が原因ではない」「過去は清算しなくていい」と明記しています。実際に、辛い過去に縛られず、むしろそれをバネにして今を明るく生きている人も沢山います。しかしこれも数あるうちの一つの心理アプローチであり、誰にでも効く万能薬ではありません。

実際、過去を蒸し返して悪化させてしまう事例が(カウンセラーの力不足や当時の心理メソッドの不完全さが主な原因なのですが)1997年になって心理学者で記憶研究の専門家エリザベート・ロフタスによって提示されています。これは「精神疾患の原因は何もかもPTSD(心的外傷ストレス障害)」という当時の精神医学会のブームの反動でもあるのですが、過去のトラウマ記憶にアプローチする治療を受けることで、治療前よりも悪化してしまった患者の例をロフスタは明示しました。(私も大学院でPTSDを深く学びました)

言い方を変えると、過去をとり扱う場合はそれらを扱うことのできる力のあるカウンセラーのもと、しっかりした理論をもとに行うことがとても大切です。これは書籍などの知識をもって一人で行うことは難しいですし、知識と臨床のトレーニング不足のカウンセラーに任せることで、かえって問題が強化されてしまう可能性もあるため、非常にきをつけなければいけない部分です。PTSD、利得の問題、愛着などをしっかり扱えるカウンセラーのもとセッションを行えば、心が劇的に回復していく人がたくさんいます。

拙著「聴くだけうつぬけ」では、過去にアプローチして感情を消化するための簡易なメソッドを一部ご紹介しましたが、実際に過去にアクセスすることが回復につながる人もたくさんいることを実感しています。愛着、アダルトチルドレンや親の問題、そしてそこに絡む利得の問題を避けては通れない人がいるからです。

ポジティブ思考型の心理学はその場の一時しのぎになりがち。リバウンドしてしまい本当の問題は解決できない。

一方で、アドラーや自己啓発系、書店でみる心理学のジャンルを勉強して実践してうまくいかなかった人は、【それを言われて、できるんだったら苦労しないよ】と、やや疲れてしまっているかもしれませんね。

 俗にいう、ケセラセラ(気にするな)的なアプローチやポジティブ思考的なアプローチもここに含まれます。それができたら苦労しない、というわけです。書店でも、最近はインスタなどのSNSでも、ポジティブ思考型の啓発的な本や内容がたくさん見つかります。みなさんも目に触れてきて、実際に取り組んだこともあるのではないでしょうか。

・ワクワクすることをしよう
・いい気分でいるとうまくいく
・ありのままのあなたでいい
・ダメでもいい
・あなたはよく頑張っている
・全肯定。自分をなでなでしてあげよう
・くよくよしても仕方ない、変えられるのは今だけ
・今を生きよう
・ありがとうを100回唱えて
・アファメーションをしよう
・自分を愛して
・よかったを探そう
・ゆるそう、手放そう
・前向きに考えよう
・大丈夫、うまくいくから


どれもその通りだし、それができたら苦労しない。一時的には気分が明るくなるけれど、でも長続きしない。それが正直な感想ではないでしょうか。これは、心理学や自己啓発を一度は真剣に取り組んだ人ほど、感じている感覚だと思います。はじめてこういう考え方にであたっときは「そうか!こういう風に前向きに考えればいいんだ! 私はなんてネガティブに考えていたのだ!」と興奮し、ポジティブに明るく、前向きに世の中を見る努力はじめます。しかもそれがしばらくはうまくいくので「そうだ! 大丈夫、ありがとう! 前向きに! これでいいんだ!」とますます、思考を前向きにしていくことにはまっていきます。

しかし、ある時期から、全くうまくいかなくなり、いくら努力しても前向きな気持ちを維持できなくなります。やがてこの手の話にうんざりしてしまう。これはよくある話です。

橋本翔太も昔はそれをしていたのでよくわかります。心の中に抱えてる、悲しみ・怒り・恐怖に蓋をするために、ポジティブ思考を無理やり使って、なんとか元気になろうとしても、それは無理な話なのです。本当に向き合わなければいけないのは、心の奥に抱えている、怒り・悲しみ・恐怖などの感情や感覚です。

ポジティブ思考を火消しのために使っても、それは根本の問題解決にはなりません。では一体どうしたらいいのでしょうか? そこで改めて注目したいのが、愛着やビリーフ(信念)、人生脚本(交流分析)の問題です。

【系統2-過去の認知にフォーカス】フロイト系から発展している、愛着の問題を紐解き、感情を解放する系。賛否あるが、ここに注目することの意義は大きい。

 

心理学といえばフロイトを思い出す方も多いでしょう。の問題を親子間の問題や育ちに注目して解決しようとする手法はフロイト以降多くの心理学者によって研究され、近年心理の世界でも改めて注目されているのが「愛着」の問題です。「愛着とは幼少期に形成される親密な人間関係によってもたらせる「安心・安全」「自分は無条件でここにいていい。受け入れられている」という感覚のことで、この愛着形成が、後の人格形成だけではなく、人間関係や人生の様々な問題に対処する力の基盤になります。愛着形成は家庭環境、幼少期の親と子の関係によるところが多く、愛着がうまく形成できないで問題を抱えている人たちとその状態を「愛着障害」と呼びます。関連書籍も多く発売されるようになりました。

この「愛着」があらゆる問題行動、大人になってからのストレス抵抗力や人間関係の積極性、自分の家族をどう扱うか、仕事での人間関係の構築の仕方にまで影響を与え、ひいては自己実現の部分にまで大きな影響を与えます。

(ただ一方で、愛着の問題に関しては心理学の世界、特に発達心理学のなかでも賛否両論があり、愛着よりは、その後の人間関係の構築(学校での友達関係など)によって人格形成がなされるという論文・本もあり、非常に意見がわかれるところでもあることを、ここに記しておきます。)

 賛否がある愛着、愛着障害ですが、ここに注目して心理セッションを行うことで、非常に大きな効果があり、人生が大きく変化することを、身を持って、かつ多くのクライエントさんと接して体感した橋本翔太は、この愛着の問題も扱うことで、現在起きている問題の解決を目指します。

 

親や祖父母から引き継がれる生き方パターンをあなたが打ち破るとき。人生脚本とは?

人生脚本とは、心理療法の交流分析を創始したエリック・バーン氏による心理学理論です。人は幼少期に自分自身の人生脚本を(無意識に)描き、その通りの生き方をする。という考え方です。そして人生脚本は親からのメッセージにより決定します。これは親に直接言われたことが影響するという単純なものではなく、親の生き方や、親との関係、周囲の人との関係の中で、彼らの生き方が無意識に刷り込まれ、決定されます。

(例:お母さんの顔色をみて機嫌を伺わないと急に怒鳴られたりするので、自分のことよりも相手の顔色を伺うことを最優先する生き方を選ぶ(HSPを名乗る人たちに多いパターンです。彼らは実はHSPではなく、単純に人生脚本や 利得の問題だったりすることが多いです)

親と正反対の生き方の人生脚本を選ぶ子もいますが、親と正反対の生き方、を選んでいる時点で親の影響を受けているわけで、かつ正反対の生き方をしているようで結局親と同じような人生を歩んでいた、ということはとても多いです。

あれほど親のことが嫌だと思っていたのに、気づけば、まさに親がやっていたような失敗や、親がしていたような怒りかた、親がしていたような問題や病気を抱え、まさに自分も親と同じようなことをしていて愕然とする。ということを体験する人は少なくありません。無意識に親から学びとった人生脚本の影響を受けているのです。

無価値感の強い親を持つ人は、同じく無価値感を受け継ぎ、自己肯定感の低い人が多いです。人生なんて意味がない。とどこかで冷めて、厭世的な生き方をしてきた親を持つ人は、同じくどこかで「人生なんて、消化試合だ。意味なんてない、どうせ死ぬんだ」という感覚をどこかにもっていることが多いです。

他にも「人はいつか私のもとを離れていなくなってしまう」という人生脚本を持っている人は(実際に、親の離婚や死別、親に見捨てられる恐怖を味わっている人)恋愛関係の中で、深い関係になるほど、相手を好きになるほど、相手と別れてしまうのでは? という恐怖が強くなります。そして相手の浮気を疑い、相手を問い詰め、相手を信頼できなくなり、相手を束縛しようとしてしまい、結果、相手が本当に愛想をつかして、去ってしまう、ということが起こります。

ところが本人は、「やっぱり、私の大切は人は、こうやって私の元を去っていくのだ」という感覚を強化します。そしてまた恋人ができたときには、さらに強い見捨てられ不安を抱いて、相手を追い詰めてしまい、また破局を迎えるということを繰り替えします。これこそまさに、自分が決めている人生脚本通りの生き方をしていることになります。

「人を信用してはいけない。人に近くことは自分が傷つけられることである」という人生脚本を持っている人は、人に近くことも人に近づかれることにも不快感(恐怖)を覚え、せっかく親しくなった人にはより強い猜疑心を抱き、自ら人間関係を壊していきます。恋愛も結婚も子育ても、友人関係もうまくいかない。それどころか、かかる病気や死に方までも、自分で決めた人生脚本に沿って孤独なまま一生を終えることになってしまいます。

人生脚本がいまいちピンとこなくても、あなたが繰り返している「思考パターン」や「反応パターン」はありませんか。これはまさに、あなたの人生脚本の一部であり、人生脚本を修正しないかぎり、表にできた問題に対処療法をしていても、本当の問題解決にはなりません。

なりたい自分になり、生きたい人生を生きると言いながら、本音とモチベーションが不安や恐怖を避けたい場合、手に入らないし、行き詰まる!

誰もがよりよく生きたい、より良い人生にしたい、満足する人生を送りたいと考えています。なりたい自分になり、生きたい人生を生きたいと感じています。

・なりたい自分へ!
・夢を叶える!
・自己実現!

と声高に叫んでも実はそれが、恐怖を避ける生き方になっている場合がすごく多いのですが、皆さんそれに気づいていません。〜になりたい、と言いながら、本音は不安や恐怖をさけたい、だから〜になりたい。という隠れた本音に気付いていません。

つまり、「〜を避けたい」がために何かをする、という生き方をしているのです。人間のモチベーションは「何かを得るため」か「何かを避けるため」の2つしかありません。しかし、何かを得ようとするよりも、何かを避ける、恐怖や不安を避ける方が、より強いモチベーションになります。無意識のうちに、多くの人の人生の行動基準が、「何かを避けるため」になっています。

そして何かを避ける生き方というのは、いつか必ず行き詰ります。

例えば夢を追いかけて、毎日頑張ろうとしている人は、「〜したい」という意識のもと生きているつもりの人も多いのですし、一見キラキラをやる気にあふれて充実しているようにも見えます。でもある日行き詰まってしまう。なぜなのか深くセッションを進めてみると、

そうやって夢に向かって頑張ることで「ダメな自分を感じたくない」「結果を出すことで、人から認められない。人に認められない自分には価値がないと思う」「自己実現をしないと、存在価値がないと思う」「頑張っていない自分は、誰にも愛してもらえない感じがある」といった、不安や恐怖を避けるための生き方をしていた。というケースが実は本当にたくさんあります。

一見、自分の「私が〜したい」を生きているように見えて、実は裏に隠されていたのは「他人に嫌われたくない」「ダメな自分は受け入れてもらえないのでないか」「結果を出せない私には生きている価値がない」という不安と恐怖を避けるための生き方だったのです。これは「私が、〜したい」という生き方とは真逆です。

 

これは一例ですが、本人はなかなか、気づくことができません。本当に「私」が心から臨んで、「私」のために「〜したい」と思って生きていたはずなのに、なぜか苦しい、うまくいかない、行き詰りを感じている人は、よくよく分析してみると「誰か」のために「〜にならないように、〜されないように」生きていた、ということを知って愕然とする人は少なくありません。

ここから脱却するには「~を避ける」という思考パターンに気付き、脱け出す決意と覚悟が必要です。これを一人で乗り越えるのは非常に難しく、本人が気づけないように巧妙に隠されいます。誰にとっても、深いところにある不安や恐怖は一番向き合いたくないものですし、一番取り扱いたくない感情だからです。だからこそ、無意識レベルにまで沈んでしまって、本人はなかなか気づくことができません。この不安や恐怖を感じないように抵抗し、存在を認めずに抑圧しているから、いつまでも新しい問題が現れてきて、人生が思うように進まないのです。

もちろん、明らかに問題とわかる、お金、経済面の問題、健康面、仕事、家族、恋愛、人間関係、子育て、に関する問題も、摂食障害、共依存、アルコール依存、恋愛依存、強迫性障害などの病理に関するものにも深く関係しており、生きづらさにつながっています。(ただし、肉体と栄養欠損の問題から、症状が出る場合もあります。心と肉体の両輪が大切です。これは当サイト【栄養療法】のページをご覧ください)

ただし、一度気づいてしまえば、そして不安と恐怖を認めることができれば、根本部分から変化が起き、表目に現れている今抱えている問題や、パターンは消失、解決していきます。橋本翔太の提供する心理療法は、そのお手伝いをします。

 

こんな人におすすめ。どんな変化が起こるのか?

心理セッションによって、問題の利得が明確となり、人生脚本や前提、ビリーフなどが明らかになり、なぜ今この問題を抱えているのかが無意識から意識上にあがることで、そして適切な感情の解放により、認知が変化します。すると自然と日常生活での問題、自分の反応が変化します。認知が変化するので、ものの捉え方や、考えクセが改善し、生きることが楽になっていきます。人間関係や家族の問題、仕事や自分の将来のこと、様々な答えや方向性が見えてきます。自動的に生き方が変わっていきます。たとえばですが、

 

・なぜか行動できなかったのに、できるようになった
・本当にやりたいことがわかった
・他人の目を気にしすぎてしまうのがなくなった
・自己肯定感が上がって、楽になった
・浮き沈みが安定した
・問題に囚われてしまうことがなくなった
・いつも緊張していたのがリラックスできるようになる
・頑張らない、ということにOKがだせるようになる
・結果主義で、いつも成果を出さないと生きている意味がない感じがなくなる
・子供に優しくなれた、イライラしなくなった
・相手にいいように振り回されたりしなくなった
・いいたいことを言えるようになった
・仕事に集中できるようになった
・人とすれ違うと緊張していたが、それがなくなった
・恋愛のいつものパターンを繰り返さなくなった
・愛着のある安定したパートナーが見つかった

 

などの変化が現れます。

メンタル面の不調のみならず、家族の問題、離婚やパートナーシップの問題、職場での人間関係、日常での人間関係、なども扱いますが、以下のような問題も扱います。日常のささいなテーマに、大きな問題が隠れていて、それが幸せになることを妨げていることはよくあることです。

・自分の意見がいえない。いつも遠慮してしまう
・相手に気を使いすぎて疲れてしまう
・職場での人間関係のトラブルを繰り返してしまう
・相手に依存してしまいがち
・恋愛で、いつも重くなってしまう。相手に重いと言われる
・すぐに嫉妬してしまう
・自分はダメだという感覚が何をしても消えない
・人生に絶望している。よくならないと思っている。
・痩せない、痩せられない
・眠れない、睡眠の問題
・いつも気持ちが苦しい
・外に出ると疲れる、人混みに行くだけで、どっと疲れてしまう
・怒っている人が苦手
・人が信用できない
・友達がすくない
・子供が好きになれない
・買い物、ギャンブル、セックスなどに依存していると思う
・過食、拒食などの摂食障害、その気質がある
・相手を束縛したくなる
・イライラしやすい、すぐにキレてしまう
・恋愛がうまくいかない
・旦那(嫁)とうまくいかない
・子供にイライラする
・やりたいことがわからない
・人生は消化試合だと思う、本当は何もしたくない
・楽しいことをすると、罪悪感が出てくる
・何か生産的なことをしていないと、自分はダメな気がする
・常に結果を出し続けないと、生きている意味がない気がする
・自分の性の問題。セクシャリティの不安
・注目を集めないと不安になる
・やる気がでない。何もかもめんどくさい

 

セッション体験者の声

30代・事務職・男性・T.Sさま 

私はこれまでに数々のセッションを受けてきましたが、翔太さんのセッションはとても現実的で、地に足をしっかりつけて歩くための素晴らしいセッションだと感じました。自分自身を取り戻す。つまり、自分の感情を感じること。

そして、思考は、本当の感情を感じたくないために、幼い頃の自分自身を守るために一生懸命働いて守ってくれているものなんだと思いました。けれど、感じられなくなっている感情をセッションで紐解き、感じて良いことを自分に許すと、思考は緩まり穏やかな世界を生きられるのだということを、体感しました。

橋本さんは、温かい雰囲気の中にも男性的な芯の強さが感じられる方で、とても論理的だと思いました。私の中の絡まった諸々を、論理的にまとめてフィードバックしてくださることが、とても私にとって心地よいものでした。無理なく、段階的に、自分で気づくように導いて下さるので、とても優しくパワフルなセッションだと感じました。

またその場限りではなく、現実の日常生活に、無理なく生かせるようなアドバイスもしてくださいます。きっとこれからも、感情を感じることでさらにいろんな気づきが起こってくると思います。そのたびに、大人になった私が過去に苦しんだ自分を癒してあげること。その過去の自分を作ってあげられるのは今の私が感情を感じるしかありません。セッションで、その大切なところにアクセスできました。また絡まった糸を解きたい時、お世話になります。本当にありがとうございました。

 

40代・会社員・女性・J.Hさま

ありがとうございました。多くの質問について答えているのは自分なのに、悩んでいる事の本音が、今まで考えてなかったことで、でも確かにそうかもしれないと納得しました。橋本さんの価値観を押し付けられるものではなく、自分の中から導き出されたものだからか、なのでしょうか?質問に答えていくのが大変だったのですが、それは、自分自身を(考えないように)抑えているところがあるからでしょうか?

通常の悩み相談とは違い、根本から解決して自立していくためのセッションだと思いました。

(*橋本注釈:よくあるセッションは、講師が答えを与える、カウンセラーからアドバイスをもらう、受け身型のセッションです。でもそれは、他人の意見、他人のアドバイスに沿って生きる生き方で、やがてまた行き詰まります。自分の出した答えに自信がもてず、常に誰かに依存することになります。自分に質問を投げかけて、自分で答えを導くために、質問をたくさんしましたが、それによって自分の本音が見えてきます。おっしゃる通り、自立のためのセッションでもありますね。本当の答えは必ず自分の中にあり、それの答えを生きていくのが自分らしく生きることなるからです。)

40代・講師・女性・K.Aさま

おはようございます。昨日は個人セッションありがとうございました。気持ちの持っていき方がわかり自分なりに納得するものがありました。親の椅子に座った時には、ほんとに何も感じないんです。先生から何度もどんな感じかと聞かれても言葉が出てこない。親子らしい会話や触れ合いなどなく、相談事もすっとかわされる感じでしたから。怒りというより諦めの境地で「あ、この人は私と関わりたくないのかも」と、思いました。ある時から親を切り離している(ように自分では思っていた)にもかかわらず、自分の行動が親の影響をずっと受けていたという事実がまだ自分の中で腑に落ちないのかもしれません。

いろいろなことが改めて思い出され、夜には少し不安定になりましたが、以前のように気持ちがこもることなく、先生に聞いていただけたということ、吐き出せたことが私の中でかなりの前進です。軽いだるさが残りますが少し休んでゆっくりしたいと思います。また改めて個人セッションを申し込みたいと思います。

 

40代・教員・女性 ・I.Yさま 

私は感情感じるよりも、思考する方が得意なタイプです。なので、セッション開始後、何をどう解決したいのかを話していたところ、翔太さんから、「今、すごく思考に傾いていること、気付いてますか?もっと身体を、感情を感じましょう。」そのような助言をいただきました。

でも私は、感情を感じることがおそらく怖かったようで、「無理かもしれません。」と拒否をし、しばらく思考で話し続けました。今回、テーマだったことは、「かつて好きだった人が嫌いになり、もう物理的に距離をとったのに頭から離れない。だから、消したい。」でした。翔太さんは、私の訴えや経緯をじっくり聴いて、その都度、言葉で簡潔にまとめてフィードバックしてくださいました。そうすることで私は、

「男性は私を愛さない、見捨てる」
「男性は私を責める」

という強烈な思い込みを、心が近しくなった男性にもれなく投影していることを改めて自覚しました。このことは、翔太さんのセッションを受ける前にも、数々のセラピーで向き合ってきた問題だったのですが、セッションでさらに紐解いてくださるうちに、今回初めて、その原因となる根本的な部分を、はっきり自覚するまで至れたのです。

まずは、自分が相手になりきることで相手の真意を感じるという手法で、「相手は私を責めていない。」ことに気付く。思い込みであることの自覚。そして、私の根本的な原因である、「悲しみを感じたくないためにそれを怒りに変換し、″怒った状態″に、生きている実感を感じているから、怒りを手放せない。」

つまり、自分にとって苦しいことも、「自分がそうしたいからしている」ことに気づくこと。(不快に慣れているから、不快な現実にしがみつく。)そしてさらに対話を深め、そうなった原因を掘り起こしてくださいました。

私の場合は、悲しみを封じたきっかけである、幼い頃からの父との共依存関係を認めること、その時に、幼い私が欲しい形で与えられなかった愛情は、後にも先にももう、もらう事はできないのだと真っ向から認めて、積極的に絶望すること…そういった、「認めたらほんとに悲しくて、生きていけなくなるほど辛いであろうこと」を、まずはしっかりと受け入れることが大切であるとのことでした。

こういったことを踏まえた上で翔太さんは、私に質問を繰り返します。「悲しむと、どうなるのですか?」。私は、「悲しむと、負けた気になります。消えたくなります。」と、自分の身体と感情にゆっくりフォーカスしながら、ポツポツと答えました。負けた気になると言う事は、小さな頃、自分の感情や感覚を誰にも共感してもらえなかったので、自分を守るために強気で生きないと生きていけなくなるという恐怖があったんだと、フィードバックしてくださいました。

そこで翔太さんは、「私は悲しんでも負けではありません。悲しんでも消えません」という言葉を作ってくださり、怒りが湧いたらこれらの言葉を唱えて、「本当は悲しんでいる感情をしっかり感じること」を日常的に意識するようにしました。セッションが終わる頃には、はじめに思考で話していた、「頭から離れない人」のことはすっかり消えて、しっかり身体に意識がいき、胸やお腹のあたりに感情の存在を感じることができていました。

あまりにも自然なことでした。セッションが終わり3日目になりますが、セッションで学んだことを活かして、感情を感じ続けられています。

怒りを感じた時は、悲しみに向き合うチャンスであることが本当に腑に落ちました。相手に怒りを向けている場合ではない、自分の心の中に癒すべきものがある。全てはそれに尽きると思います。自分にフォーカスすると、何とも言えない深い心地よさを感じられることも体感しました。思考癖が強くなってしまったのは、生き抜くための鎧だったのです。人生半ば、ようやく重たい鎧を脱いで感情を感じ、本当の意味で自由な自分の人生を歩みたいと思います。翔太さん本当にありがとうございました。

 

30代・保育士・女性・M.Oさま

今回はじめて橋本さんの心理セッションを受けさせて頂き沢山の気づきがありました。私は高校3年生から鬱の症状に悩まされ20年あまりで今に至ります。

今の所鬱の症状は落ち着いているのですがいろいろと幼少期のトラウマや、鬱のきっかけとなった高校時代のことを橋本さんに話しているうちに自分の本当の感情にずっと蓋をし続けてきて、今に至ること、その核となる部分に触れるようなことがあると無意識に拒絶していることを教えて下さり驚きました。

セッションの間心が痛くなることがありました。正直本当の自分の心の核に触れることは怖いです。でも自分自身と向き合う。そしてその壁を乗り越えたい。今はそう思います。橋本さんありがとうございました。これからもお世話になります。

40代・営業・男性・J.Tさま

橋本先生、セッション、ありがとうございました。私は悲しみを感じることができなかったから怒っていたんだと橋本先生のカウンセリングでわかり、おどろきました。怒りは悲しみや恐怖の代理感情なのですね。先生のYouTubeの動画でそれをみていましたが、まさか私がそれだとは思いませんでいた。確かに子供の頃から、男は悲しんではいけない、泣いてはいけない、というのはありました。でもそれによって、こんなにイライラしていたのかと驚きました。実際自分の中の悲しみを素直に感じるようにしていますが、イライラすることが圧倒的にへりました。アンガーマネージメントも学びましたが、それによってストレスがたまることもあり疑問だったので謎がとけた気分です。

日頃から頭ばかりを使っていたのも自覚できましたし、心が安らぐ感覚や、感情を感じる感覚が久々に分かりました。そしてそれが大切だというのも意外でした。セッション後は本当は悲しかったんだね、もう大丈夫だよと、自分に優しくできるようになり、家族にも自然と優しくできるようになりました。

他人の目ばかり気にしているのはやめて、私が何を感じているのかを大事にします。本当にありがとうございました。

 

 30代・主婦・女性・Y.Kさま

橋本翔太さん。昨日は、セッションありがとうございました。

旦那さんに対しての…「我慢させてごめんなさい。」の強い罪悪感の気持ちから始まり、、、両親に対しての気持ちを整理することを経て…

「理想の娘になれずにごめんなさい。」の投影が、旦那さんにもされていた…
「理想の妻になれずにごめんなさい。」と、繋がっていた。

訳分からないところから、飛んできたけど、そこに繋がってるのぉ?ってな感じで、本当にビックリし過ぎてで…最後は放心状態から頭が回らなくなってしまいました。分かりやすく、整理しながら導いてくださって、そして、理解させてくれた事。本当に感謝しております。

お風呂の順番の件で私がイライラすることの問題で見えてきた、指示に従わないと、相手を悲しませる。


ルールが守れない…社会不適合者。


消えたい。…生きてる事が辛い。の自分の心の中に起きてる現象を表に見せていただいた事で、、、自分の意志が出せない。意志を出す=死を連想させるから怖い。っという現象も理解する事が出来ました。そして…

両親や旦那さんになりきって、自分の世界を外に表現する事によって、自分の生きてる世界が分かりました。ホント…すごい凄い歪みでした…事実なのか、空想なのかは分からないけど、自分の想像している世界を客観的に見つめる事が出来て、見えた事が沢山ありました。すごい体験でした。

最後に、一見穏やかに見える日常の中で起きてる事を強い言葉に言い換えた時の威力…半端なかったです。一気に目が覚めました。

「一生支配して生きていきます。 」「私は一生支配されて生きていきます。」
「私は自由に生きていきます。」←私はこっちを選択します

翔太さんのピアノレイキの本に出会って、10年以上経ちましたが、人生が動き出したのは、本当にあの時からなのです。(苦しかった日々に光が少し見えたんです。)本当に感謝の気持ちでいっぱいです。いつもいつも、ありがとうございます。動画の配信楽しみにしてます

 

 

以下より無料動画、対面セッションの項目もご覧ください。