誹謗中傷で、実害も受けてないのに相手に重ねているのは誰?あなたの親やあなた自身ではないですか?

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こんにちは橋本翔太です。気づけば9月今年も残りで3ヶ月となりました。

今年はコロナの影響で、様々な変化がありましたね。家に滞在する時間が多かったので、あっという間に過ぎてしまい、今年は何もしていないなと言う方も多いのではないでしょうか。

橋本翔太も、国内にこんなに長くとどまっていたのは本当に久しぶりで、特に出かけでもなく、自分自身の内面や、新しい心理学のテクニックの勉強などで今年は時間が過ぎていきました。

このコロナの影響かで、大きな話題となったのは、誹謗中傷による問題ではないでしょうか。誹謗中傷によって、自殺に追い込まれてしまったタレントさんについても話題になりました。

今日は誹謗中傷について考えてみたいと思います。

●誹謗中傷とは、自分に実害があるわけでもないのに、相手を非難することである。

改めて誹謗中傷とは一体どんなものなのかということを考えてみました。シンプルに考えると、

自分に何か危害を加えられたわけでもないのに、相手の一挙一動に反応して、相手を攻撃すること。

であるといえます。死ねとか、くたばれとか、攻撃的な言葉を使うだけではなく、

実際に自分が何か相手にされたわけでもないのに、相手に反応して、相手を攻撃するいと思って、相手に向かって何かの発信や、言葉がけをしていれば、それは1つの誹謗中傷になると私は考えます。

相手に実害を加えられたり、相手から攻撃を受けている、そんな状態で、相手に対して応戦をする、言いたいことを言う、自分の身を守るために、相手にもやり返す、と言う事ならまだわかるのですが、

誹謗中傷が問題なのは、そもそも中傷している発信側が、別に相手から攻撃されたわけではないと言う点です。

●相手を陥れることで、自分の存在価値や、自分の生きてる感覚が、向上したように思える錯覚

誹謗中傷を行う人間の心理は実にシンプルです。

人はいつだって、自分は価値のある人間だと思いたいし、自分の生き方は正しいと思いたいし、自分はよりよく生きていると思いたいものです。

これは、自分に自信がなく、自分の無価値感が強く、常に相手と比べて不安になっている人ほど、そして実際自分が今幸せではなくて、相手の幸福をねたむような人ほど、相手をこき下ろしたくなります。

相手を誹謗中傷によってこき下ろすことができれば、それによって自分よりも上だと思っている相手が、下に行くので、自分が相対的に上に上がったような感覚を持ちます。これは錯覚なのですが、自信がなく、自分が不幸せだと感じている人間は、これによって非常に快感を得ます。

相変わらず目の前には、変わらない人生が広がっているのに、相手を攻撃することによって、なんだか自分の人生が上向いたような感覚を得るのです。

●ほんとにそれを言いたい相手は誰なの?

そしてもう一つ問題があります。それは誹謗中傷を行っている相手に対して投影を起こしていると言うことです。

芸能人やタレントに対して、必要以上にいかりや憤りを感じてしまう人は、その相手に対して自分の親を投影している可能性があります。

あるいは自分自身の受け入れたくない部分を投影している可能性もあります。

そもそもあったことも会話したこともない、見ず知らずの人間なのになのに、テレビの向こうで見るだけで、こんなにも感情が掻き乱されている。

この時点で、何かおかしいと気づかなければなりません。あなたはそのタレントや芸能人そのものに反応しているのではなく、そのタレントの中に自分自身の負の部分や、親を投影して、その投影に反応起こしているのです。

● 動画でも詳しく。誹謗中傷してしまう人の心理について

思わず誰かを誹謗中傷したくなったときに、1歩立ち止まって、自分自身を見つめる作業が、あなたの本当の問題を解決するための大きな1歩になる場合があります。

さらに詳しくは動画をご覧ください。

https://youtu.be/iK6kD_4yvZU