こんにちは橋本翔太です。夜は涼しい日も増えてきましたがまだまだ暑い日が続いていますね。マスクが原因で熱中症患者が増えるのではないかと言われていましたが今のところマスクが原因で熱中症の問題が出ているよことは無いようです。
準備を進めるのは大切ですが、必要な以上の不安にあおられないように注意しましょう。
マスコミや周囲の情報に惑わされて必要以上に不安になり生活の質が落ちてしまうのは非常にもったいないことです。
今日は投影の話を戻します。東映の概念はとても難しく何度も話してもなかなか理解できないところなので、今日はゲイのゲイ嫌い、と言う視点からお話ししたいと思います。
目次
●投影とは
投影とは、心理学用語です。英語で言うところのプロジェクションです。
投影とは心の防衛機能で、自分の中で抑圧している感情や感覚、あるいは親などの人間関係において自分が抑圧してきたこと、関係のない目の前の人間目の前にいる人間に重ね合わせて、自分の抑圧している感情や感覚を相手の中に見出して、ぶつけてしまう、それによって自分の心の触れたくない場所を守ると言う機能です。
投影は良いものもあります自分の中の良い部分を相手の中に見出して、親しさや親近感わく場合も投影が原因で起きています。
もちろん問題になるのは悪いほうの投影です。
●抑圧している感情や感覚を、抑圧していない相手にぶつけてしまう。
東映が問題なのは、自分が抑圧している問題を抑圧している感情や感覚を相手の中に見出したときに、その相手に鍵を感じたり攻撃したくなると言うことです。
例えばコロナ自粛で、本当は遊びに行きたいのだけれども、ぐっと我慢して自粛をしている人は、そしてそこにものすごい抑圧を感じながら、自分を自制している人は、ちょっとでも自制が足りないと思う人を見つけると、自分が我慢していることを目の前の相手がやっているように感じて許せない気持ちが湧いてきます。
自分はこんなに我慢しているのになんでお前は我慢できないんだ、と自分が抑えているものを相手がやっていることに怒りを感じます。これは浅くてわかりやすいものですが投影の1つです
●親を投影しやすい
何だか知らないけれども、とても苦手な人一緒にいるとイライラする人、あの人はなんとなく生理的に受け付けない、などのように相手に嫌悪感がある場合、そこにはあなたの親を投影してつまり相手の中に親を見出して、相手そのものではなく、相手の中に見出した親に対して、抑圧してきた負の感情を感じ、それを相手にぶつけたくなったり相手の中に嫌悪感を感じたりすることがあります。実際投影の問題でよく起こるのが親の投影です。親の投影については別の動画をご参照ください。
●自分の問題を投影してしまう。
今日お話しするのは自分の問題を飛ばしてしまったケースです。西洋圏ではキリスト教が強い勢力を持っているので、同性愛者である事は強い弾圧の対象にされました。それどころか生まれ持って誰もが持っている現在重く背負うことになり、つまりどうせ話である事は生まれながらにして思い罪人であると言う扱われ方をする場合もあります。
つまり育った環境のなかで、同性愛者であると言う事は、自分を抑圧し自分を殺し、そして自分が同姓愛者であることを憎んでいるのが誰よりも自分自身である。ということが起こりえるのです。
アメリカでとある事件が起こりました、同性愛者、ゲイの結婚や下痢の権利問題について、それを弾圧し、ゲイの結婚や議員の権利問題について、一切を認めない、と言う団体が存在していました。兄の結婚式を無理矢理破壊してしまうような過激的な団体でした。
ところがある時その団体を立ち上げた本人であり代表者である男が、私が兄である、とカミングアウトして、その下反対団体を解散してしまったのです。
これは何が起きていたかと言うと、その代表の男は自分自身が原因であると言うことを、本人も気づかない位、あるいは本人も気づいていたけれども必死で抑圧し弾圧し自分自身が原因であると言うことを押し殺して生きてきたので、
ゲイであることを公表し、堂々と世の中を生きているゲイの人を見ると、許せない気持ち、うらやましい気持ち、自分がこんなに我慢しているのに、あいつらは何なんだ、と言う気持ち、
あるいはおそらく厳しい両親からゲイある事は罪であると習ってきたため、その両親と同じ視点で彼らを見て、罰したい気持ちが強くでて(それは自分が、あるいは自分で自分を罰してきたうらがえしでもあるのですが)その結果下を弾圧する団体まで作ってその代表者になり、
ゲイ弾圧し、そうしていれば自分自身の内面に向かう必要がないので、心のバランスが取れるので、自分では無い他の形を見つけては弾圧をすると言うことを続けてきたわけです。
ところがある時何かが原因で、その代表の男は自分自身が原因であると言うことを素直に認めたのでしょう。そうすると周りの下に対しても投影が起きなくなります。そのためこの団体を維持する理由がなくなり、またその男にとっても、他の同姓愛者に対して全く怒りや恨みや妬みや憎しみがわからなくなったのです。
●動画でも見てみよう
いまいちわからないと言う人は、動画の方がより掴みやすいかもしれません。以下よりご覧ください。
ムカつく人間関係、許せない相手、そこには投影が潜んでいるかもしれません。受け入れられない自分自身を相手に重ねているかもしれないのです。