橋本翔太の心理療法とは?

マイナスからゼロ、そしてゼロからプラスへ。いきたい人生を手にするために、なりたい自分になるために心理学を学ぶ! 橋本翔太の心理療法とは?

橋本翔太が心理療法を通して目指すのは、人生のリノベーションです。

●「心の苦しみからの解放だけではなく、欲しい人生、自己実現に向けて、自分らしく、よりよく生きることができるようになる」
●「なりたい自分になるのをとめているのは何か? 潜在意識下に潜むその意外な理由に気づき自分を深く知り自分自身と和解する」
●「欲しい人生を遠慮せずに掴めるようになるために、自分のリミッターを外し自分の生きたい人生を生きること」

マイナスからゼロ、だけではなく、ゼロからプラスへ、プラスからプラスへ、本当にほしい人生を手にすることを目指します。そしてこれらは、年齢は関係ありません。いくつになっても、あなたが変わると決めれば、間に合います。

心理学、心理療法といっても、そのジャンルは多岐にわたります。そもそも、心理学ってなんだろう? それぞれ、どんなやり方があるのだろう? 何ができて、何が変わるの? 何を扱うの? などについて、順番に説明していきます。

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橋本翔太の心理療法を知っていただく上で、関連動画は常にYouTubeに更新されています。有料級の動画をアップしていると自負しております。実際、全て無料のYouTubeの動画や、YouTubeライブを繰り返し見ることで、問題が解決し、心が楽になり、人生が変化したご報告もたくさんいただいてきました。

【橋本翔太YouTubeチャンネル】をご覧ください。動画の内容は古くなりませんので、過去の動画もご参照ください。

【お悩み解決!心理相談ライブ】では、生放送にて質問者のお悩みにお答えしています。参加無料です。

橋本翔太

目次1

心理学ってなんだろう?
なんで人生がうまくいかないのだろう? 生まれてきたからには、しあわせなもっと納得のいく人生を送りたいのに
問題にはメリットがある。そこに気づくことがスタートライン!
心の問題解決の心理学は、大きく二つに分けられる。
【系統1/現在の認知の歪みにフォーカス】
ポジティブ思考へと変換するだけの心理学は一時しのぎでリバウンドする
【系統2/認知の歪みを持つきっかけとなった過去にフォーカス】
親や祖父母から引き継がれる生き方のパターンを繰り返していませんか?
なりたい自分・生きたい人生を生きると言いながら本当の本音はどこにある?

目次2

こんな人におおすすめ。どんな問題を解決できるのか?
解決の第一段階
解決の第二段階
橋本翔太の心理学で飛躍した方の声

 

心理学ってなんだろう?

心理学とはわたしたちの【心】という抽象的でつかみどころないように思えることを、実験や統計によって科学的に分析し、データを元に、人の心をより深く理解していく学問です。

心理学と一口に言っても、発達心理学、児童心理学、経済行動学、犯罪心理学、など多岐にわたります。行動心理学や、デザイン心理学などのように、人の心の働きのなかでも、経済面において人はどう動くのか、デザインに対して人はどう判断するのか、などを扱う新しい心理学のジャンルも誕生しています。

大学で心理学を専攻した人、一度でも調べたことがある人はわかると
思うのですが、心理学は理系と文系の間の学問と言われます。

大学で論文を書く場合には、実験による検証がとても大切で、あいまいで、なんとなく、人の心に触れるのが心理学ではありません。
実際大学などのアカデミックな場所では、適切な実験方法に基づき、実験を繰り返し、データを集め、人の行動のくせや、心の働きのくせ、ある状況や環境下で人はどう行動するのか、など、人間の心の働きを科学的に分析し、明晰な法則や答えを導き出そうとする、化学実験に近いことを学び実践することを第一に学びます。それが心理学です。

ちょっとポエムっぽい人生の知恵みたいなものや、元気になるちょっといいことを言ってる風の言葉を心理学という風潮がありますが、それは心理学とは違います。本来は、もっと科学的に人の心を扱う学問です。ドイツのライプツィヒ大学のヴントが心理学実験室を作った1897年が学問としての心理学のはじまりです。

橋本翔太が扱う心理学は、認知の問題により発生する生きづらさの理由は何か? どうしてそれが起きてしまうのか? 自分の人生の発展や成功と達成を妨げてしまう理由は何なのか? 人間関係のなかでいつも繰り返されるパターンの打破はどうしたらいいのか? 家族や人間関係の問題を解決するには? など広く捉えると「臨床心理学」と呼ばれるジャンルになります。臨床、つまり問題の起きている現場で、人に寄り添い、解決するための心理学だと思ってください。

なんで人生がうまくいかないのだろう? 生まれてきたからには、しあわせなもっと納得のいく人生を送りたいのに

・もっと人生をよくしたい。でもなんでうまくいかないのだろう。
・なんでいつも、心がくすぶっているのだろう。
・もっと上に行けるはずなのに、あの人は出来ているのに、どうして自分はできないのだろう。
・やりたいことがわからない。自分の幸せがわからない。
・不安要因がたくさんある。どう向き合ったらいいのかわからない。
・未来に希望がもてない。もっとメンタルが強くなったらいいのに。

 なんとかしたいと思って頑張っているけれど、なかなか、うまくいかない。解決するのも疲れてしまっていませんか?

・問題をいつも抱えている
・今もしあわせではある。でももっと幸せになりたい。何が足りないのだろう
・叶えたいことが、思うようには叶わない。年齢を重ねる焦りも出てきている
・人間関係でいつもつまずく
・パートナーの問題で悩んでいる
・そもそも、パートナーができない
・経済面の問題がいつも課題
・子育て、義理家族、親との問題でしんどい

 そこに加えて、

 ・不安ばかりつのって、うまくいかない。
・未来に希望がもてない。
・悩みが解決しない。解決の目処が立たない。

 と思っていませんか。 もっと、よりより人生を生きたいのに。頑張っているつもりなのに、どうしてなのか? 問題を解決しようと頑張ってきて、うまくいったこともあるけれど、結局思う様には解決できていない。色々試したけれど、問題がリバウンドしてしまう。

それはなぜでしょうか? 

 

問題にはかならず、それを抱えている【問題のメリット】がある。そしてそれは心の防衛反応でもある。

にわかには信じられないかもしれませんが、今、あなたが抱えている問題、解決したいと思っていることには、それを持っている利得(メリット)があります。つまり、その問題を抱え、悩んでいる。そのことで【得をしていること】があるのです。これを利得と呼ぶこともあります。

この【利得】という言葉ですが、英語に訳すと【Gain】になります。 アメリカの現代の心理学関係で割と出てくることが多く(元はNLPの中で使われる言葉です。NLPの用語として知られています)、 【Secondly Gain】という概念にあたります。日本語に訳すと【二次利得】になります。問題の背景に潜む、二次的なメリット、というイメージです。二次利得ですと、言葉の概念を捉えづらいので、シンプルに利得という表記を使っています。

例) 代表的な二次利得は、疾病利得です。疾病利得などは、精神科の先生も使う概念です。誰もが健康でいたいと望んでいるし、望んで病気になる人などいない(はず)なのに、病気でいること、疾病を抱えていることに本人もきづいていないメリットがある場合、病気は回復しません。疾病利得については→こちらをご参照ください

 自分の性格も、相手が原因だと思えるような問題も、経済面や、心のくせ、やる気がでない、人が怖い、仕事をやめたい、家族とうまくいかないことも、実はそれを抱えることで、あなたが得ているものがあるのです。

 「問題のメリットは心の深いところにあり、巧妙に隠されているので(自分で隠しているので)、自然に自覚されることはありません。最初は自分の抱えている問題にまさかメリットがあるとはにわかには信じられないものです。正しいやり方で、心を探り掘り下げていく必要があります。

 言い方をかえると、どんな問題にもそれを持つメリットが必ず存在しており、「問題を解決することで、実は困ったことが起こる。だから、わざわざこの問題を目の前に置いている。そのほうが、まだマシだから」という無意識レベルの思い込みがあるのです。

一見自分ではコントロールできない病気でさえ、抱える利得(メリット)が存在している場合が少なくなくありません。まして各自が抱えているあらゆる問題には、必ずそれを抱えるメリットがあります。つまり人は問題を自分から持つことで、何か得ているもの(メリット)があるのです。

 

つまり、問題を解決したい、こんな人生が欲しい、なのにできない、と言いながら、その問題を解決してしまうと、実はもっと困ってしまうことが起こる。感じたくない恐怖や辛い感覚が湧いてきてしまう。ということを無意識に分かっているため、表層では問題を解決したいといいながら、その問題を手放すことに強く抵抗している状態なのです。信じられないかもしれませんが、ここに気づくことが、問題解決の、そして似たような問題を繰り返さないために大切な着眼点なのです。

ご本人としては、こんな問題をもっていたって、いいことなど一つもない!と思うかもしれませんが、その背景にはご本人も想像しなかったような、心の仕組みによって、問題によって自分が守られていたことを気づいて、最初はみなさん愕然とします。

昨今、心理学がメジャーになって久しいですが、心療内科に併設されているカウンセリングでは、傾聴がベースで、とにかく話だけは聞いてもらえますが、具体的な解決策の提示はありません。そして認知行動療法によるワークがメインとなります。今起きている表層の問題だけを扱い、認知のクセを改善しようとするわけですが、これは時間も労力もかかるうえに、時間の経過と共に、リバウンドしやすいやり方だと、橋本翔太は感じています。(実際、橋本翔太がそのような心理カウンセリングを受けても回復しなかった個人的な実体験も元になっています)

 ただ現実問題、時間的な制限(通常40分程度)と、ガイドラインに沿ったやり方を求められるため、やれることに限りがあるのも現実です。

だからこそ、橋本翔太がご提供する心理療法では、たしかな結果と効果がでるものをみなさんにご提供しています。それにより、今抱えている問題のメリットをみつけた方は愕然とします。まさか、自分が自らその問題にしがみしているなんて。その問題をもっていることで自分の身を守っていたなんて、という驚きと、謎が解けた感覚です。

あえてその問題を自分が選び取って握りしてめていた、ということに気づきいてしまうのは、ある意味怖いことでもあります。本人はずっと真剣にその問題に悩まされ、苦しみ、必死に生きてきたのに、無気力になったり死にたいくらい苦しんで悩んできたのに、まさかその問題を抱えているメリットが存在していたなんて。しかしこの気づきから、人生が動き出します。

 人によっては問題を解決して手放してしまう、なくしてしまうのは、怖いことだと、はたと気づく方もいます。それをするくらいなら、まだ問題を抱えていた方が、マシだ、と感じてしまう人もいます。ずっと解決したいと思っていたのに、この問題をもっていたほうがマシ、と気づくこともあるのです。

この葛藤が起きて初めて、本当の問題解決へと動き出します。そのときはじめて、本当に自分がやりたかったこと、自分の人生を、自分が歩むこと、がわかるのです。
 そのくらい私たちは「本当に本当に自分自身が望んでいること」に無自覚だったりするのです。

 「問題を持つメリット」は非常に複雑で一人ではなかなか気づくことができない。ここでわかりやすい例をだします。

問題のメリットには様々なものがありますが、以下にわかりやすい例をあげます。メリットはひとつだけではありません。自分ではなかなか気づくことのできない、無意識に潜んでいる気づきにくいメリットも存在します。

・幸せになりたいけど、いつもうまくいかない → 自分が幸せになってしまうと、親の子育てが成功したことになってしまう。親への怒りや憎しみを無意識に抱え込んでいて、親の子育てが失敗したことにして親に復讐をしたい、という本音がある。だから、自ら幸せになりそうになると、あえて無意識に不幸な方を選択してしまっていた。
・付き合ってもすぐに別れてしまう。深い関係になれない。恋人と長続きしない。→ 深い関係になった人との関係が壊れてしまうことがとても怖く、関係が深まるほど、居心地が悪くなり、無意識から、わけもなくイライラしたり、相手を責めてしまったりして、自分から嫌われるように仕向けていた。そうすれば深い関係を築かなくて済むので、自分が将来傷つくこともなくなるため、本音はホッとしていた。
・人と仲良くなりたいけれど、仲良くなれない → 人に近づかなければ、傷つけられることもない。仲良くならないことで、傷ついてしまうかもしれない可能性がなくなる。そうやって自分を守っている。
・言いたいことを言えない → 言いたいことを言わないことで、人から嫌われることがない。人から嫌われてしまうと、孤独を感じて、自分は生きている価値がないとまで感じてしまう感覚がある。それを感じたくないので、言いたいことを我慢して、人に合わせて、相手に合わせて、孤独にならないようにしていた。
・結婚したいと思うけれど、できない → まだ親に頼っていたい。家賃を払わなくてもいいし、社会的責任を取らなくて済む。あるいは、自分の家族のような不幸な家庭をもってしまうかもしれないのが怖い。その責任を負うのが怖い。
・人から嫌われるのが怖い → 人に嫌われてしまうと、自分は無価値で、生きていても仕方ない、という感覚があることに気づく。人から嫌われるかもしれない、とわざわざ予防線を張って自分を緊張させておけば、本当に嫌われてしまうことを避けることができる。
・人を信用できない。なので親しい人ができない → 信用してしまった後に、裏切られるのが怖い。信用しなければ傷つけられない。深い人間関係になって壊れてしまった時のショックはもう味わいたくない。だから、わざわざ人を信用しないように自分を仕向けて、自分の身を守っている。
・なかなかやりたいことに踏み出せない → 失敗したときに責任を取らずに済む。やりたいことで失敗したら、やりたくないことで失敗した時よりもダメな自分を感じてしまって辛い。だからやりたいけど、傷つきたくない。結果、失敗した時にダメな自分を感じる可能性をなくして、落ち込まなくても済むようにしている。
・自分はダメだと思ってしまう → ダメな自分を感じることで、自分を責めることで、自分を奮いたたせてきた。それが隠れたモチベーションになっている。自分にダメだしをしていると、最初は落ち込んでも「何クソ」という気持ちが湧いてきて、それを原動力に頑張ってきた人生だった。つまり、ダメと思うことで、成功体験も積んでおり、実はこの動機のパワーに頼っている。
・他人と比べてしまう → 自分の本音や意思を出すと、否定されることが子供の頃からあった。自分を主張すると、親に迷惑をかけてしまう感覚がり、そこに罪悪感を感じる。自分らしく自分を生きることは、親に否定されること、親を裏切るような感覚がある。それを感じると、居場所がなくなるような感覚があり、それが怖い。あらかじめ、他人のことを気にして比べていれば、自分が飛び抜けてしまうこともないし、だから傷つけられることもない。あらかじめ未然に防ぐことができる。
・相手に気を使いすぎて疲れる → 他者に受け入れてもらうことが自分の価値だと信じている。他者から否定されたら、生きていけない感覚がある。自分の存在価値は、周囲からの評価で決まる感覚がある。だから、気を遣うことで、相手に気に入られていると、自分には価値があるような気がして、頑張ってしまう。
・相手を優先してしまう → 自分を優先させるといつも怒られた。その時の感覚が残っていて、それを避けたい。
・親を許せない → 親を恨むことで、うらみと怒りをバネにしてなにくそと生きることが人生のモチベーションになっている。そこを手放すと無気力になってしまうので、親へのうらみつらみを持ち続けている。
・ やる気が出ない、ダメな自分がいや → ダメでいることで、できない子でいることで、親が面倒をみてくれた、それが親とのつながりになっている。ダメでなくなることは、親とのつながりの感覚が切れてしまうことであり、それが怖い。
・旅行や飲み会や、欲しいものを買うなど、楽しいことをすると罪悪感がでてくる。 → 幸せそうにしていると、親がいい顔をしなかった。あんたはいいわね、などのように嫌味を言われた。親の苦労している姿をみているので、自分が楽しいことをしていると親を裏切るような気持ちが出てきてしまう。親を裏切ってまで、楽しいことをするのが辛い。
・親よりも幸せになれない。罪悪感がある → 親よりも幸せになる、経済面で豊になることで、親を見捨てるような感覚(罪悪感)があるため、無意識に親を超えていくことができない。親をこえずに不幸でいることで、親とのつながりを感じることができる。

以下の問題も、一見どう考えても悩みのタネであるのに、そこには問題のメリットが存在しています。

・いまいち、夢が叶わない、うまくいきそうになると、なぜかいつも邪魔が入るなどして、うまくいかない
・やる気が続かない
・すぐに投げ出してしまう
・うまくいきそうになると、気づけば何らかの形でダメにしてしまう
・パートナーが欲しいけど、できない

・職場の人間関係でいつも苦労している
・友達がなかなかできない
・人が怖い、苦手
・他人の視線が気になる
・信頼できる人がいない
・愛する人と近くなる程、イライラしてしまう。相手を試してしまう
・幸せになりたいと言いながらも、いざ幸せが近づいてくると壊してしまう
・成功したいと言いながらも、途中で投げ出してしまう
・お金がほしくて頑張っているのに、無意識にストップをかけてしまう
・貯金したいのに貯まってくるとなぜか大きな出費があってお金が貯められない
・ダメな人を好きになってしまう
・せっかく理想の人と一緒に入れるのに居心地が悪くなって台無しにしてしまう
・上手くいきはじめても、ダメにしてしまう。自分から苦労を選んでしまっている
・うまくいくと、怖くなる

問題のメリットに気付いた時に、人は愕然とします。自分の問題も、自分の不幸も、不調も、実は自らが選んでいた、という信じられない現実に直面する方もいます。それを深く見ていくと、親や家族との関係性に影響を大きく受けている場合がほとんどです。

「自分の望ましい人生・生き方を(無意識に、自分からあえて)選ばないことで得られているメリット、その問題を抱えているメリット」をまず解決しなければ、先に進むことができないのです。

心の問題解決の心理学は、大きく二つに分けられる。1過去を扱うか。2過去を扱わないか。

親との関係性、と先ほど書きましたが、心理学と一口にいっても、親子関係を扱うものもあれば、むしろ親子関係は一切扱わないものもあります。

冒頭でも説明しましたが、心理学には多様なジャンルがあります。私たちが心の問題に向き合う時に必要となるのは、おもに臨床心理学と言われる、心の病理と問題を扱うジャンルの心理学です。その中でも、アカデミックな知識を学び、社会的な現象を扱う場合と、実際の現場、臨床の場でいかに効果的に問題を解決するか、に着目した臨床心理学があります。

そしてさらに、私は心の問題を解決するための心理学のアプローチの違いから、大きく二つに分けられると思っています。それは、

  • 過去を扱うか(幼少期、生育歴、家族の問題、トラウマを扱うか)
  • 過去を扱わない(今の認知を変えることに重点を置く。過去のせいにしない)

の2つです。つまり、認知の歪みを、

  • 今現在だけにフォーカスして変えていくのか。
  • 過去にもフォーカスして変えていくのか。

の違いです。もう少し詳しく見てみましょう。

【系統1/現在の認知の歪みにフォーカス】

【現在・今】の認知、考え方、捉え方を変えていくことに注力します。親子関係やトラウマを扱ったり、生育歴を問うことはほとんどありません。むしろ、それらを否定し、問題から逃げるために、親のせいにしたり、過去のせいにしている、という捉え方をする場合もあります。自己啓発や、多くの心理エッセイも、広い意味でここに含まれます。心療内科に併設されているカウンセリングルームで、心理士が行う認知行動療法もこのジャンルです。原因はさておき、今の認知の歪みを改善していきましょうというアプローチです

もちろん、このアプローチが非常に効果的に働く人たちもいます。森田療法は大正時代から続く、まさに日本人のためのアプローチであり、橋本翔太も拙著「大丈夫、あなたの心は必ず復活する」「他人(ひと)からどう思われているか気になったとき読む本」(ともにKADOKAWA)でご紹介しています。アドラー心理学も、2014年の流行まえから橋本翔太は取り入れてきました。

逆に言えば、このジャンルはある程度までは、自分で書籍でも勉強できる部分です。無意識の問題にアプローチするのは難しものの、はまればある程度の即効性もあります。過去を扱わないけれど、今に注目して認知を変えようとする心理学は、自己学習ができるので、書籍などを通して心理学を学んできた人は、この分野を試してきた人も多いはずです。

認知行動療法とは

心療内科に併設されているカウンセリングルームで臨床心理士が使うメソッドのほとんどは、認知行動療法です。簡単に言うならば、練習によって、思考クセ、考えクセを修正していく心理メソッドになります。ワークシートなどを使って、自分で練習できるというメリットがありますが、認知の歪みが発生することになった、大元の原因やきっかけになった出来事は、ほとんどあつかいません。根本の問題を解決しないため、努力で認知の問題を無理やり矯正しようとする部分もあり、途中で嫌になってやめてしまう方も多いのが現状です。

例えばアドラー心理学で辛くなる人がいる

2014年からブームになったアドラー心理学も、誰にでもはおすすめできません。私もアドラー心理学はブームの前からずっと好きな心理学のジャンルの一つで、よく勉強していたのですが、アドラー心理学は、そこそこに元気な人が取り組むことでより効果を発揮します。マイナスを抜けた人たちです。どちらかというと自分を鼓舞するための自己啓発に近い心理学なのです。よって一歩間違えると自責の念が強くなって、余計に自分を責めてしまいます(実際アドラー心理学を読んで苦しくなってしまった方も少なくありません)。アドラー心理学はかなり自分に厳しい心理学なので、それに持ちこたえるくらいエネルギーが回復している必要があります。(その回復のためには栄養療法と音楽療法など、心理ではないジャンルも役に立ちます)

アドラーは「今の自分が不幸なのは、過去に原因があるのではない」といいます。「過去に原因があるから、前に進めないのではなく、前に進まないために過去について悩むのだ」という捉え方をします。この意見には僕も半分賛成します。実際、過去にしがみつき、他人のせいにしつづけることで症状を悪化させている人もいるからです。しかしこれが万人に当てはまるわけではなく、過去を扱い、愛着やビリーフ、二次利得の問題をしっかり解放していくことで回復する人たちもいます。これは後ほど説明します。アドラー心理学の利点は、書籍などで自主学習ができるところです。特にカウンセラーの手助けがなくても、取り入れることができます。

森田療法とは

大正時代に活躍した精神医学者・森田正馬によって確立された精神療法「森田療法」によって、心が楽になる方もいらっしゃいます。フロイトやユングから派生した精神分析療法をメインとする、心の苦しみを取り除こうとする西洋的な心理学とは違い(認知行動療法もこれに含まれます)、森田療法は東洋的で日本人らしい哲学的なアプローチで、苦しみの原因を取り除こうとするのではなく、受け入れることに重点を置きます。

●「できること(自分の努力で変えられること)」をおろそかにせず、「できないこと(自分ではどうにもできないこと)」は放っておく。

●不安を感じるのは自然なことであり、その自然な流れをどうにかしようともがくから、悩みが深くなり、症状も現れてくるのだ。

●不安を感じるのは当然のことであり、不安は不安のままに、今、目の前のことをすればよい。それで充分生きていける。そうすれば、おのずと解決策が見えてくるものである。

 

このように苦しみや不安を特別視せずに共生を目指します。この発想により生きるのが楽になる人もいます。私も森田療法には助けられました。しかし森田療法もアドラー心理学と同様に、エネルギーがある程度残っている人には効果がありますが、エネルギーが枯れ果てた人には、ガマン療法になりかねません。また、森田療法も過去の出来事(愛着や育ち)は一切関係ない、という厳しい心理学です。これが合う人もいますが、実際に過去に抱えた感情感覚が問題になって投影が起こるなどして問題を抱えている人には、気合と根性でそれを乗り越えさせようとする心理学になってしまいます。

森田療法の利点も、書籍などで自主学習ができるところです。特にカウンセラーの手助けがなくても、取り入れることができます。森田療法を実践しているセンターもありますが、まずは書籍などを通して自分で取り組むことができます。

 

過去を見つめ消化すること、過去は放っておくこと、どちらも正解ではありますが、過去を扱う場合は一人ではできません。

拙著『大丈夫、あなたの心は必ず回復する』(KADOKAWA)では、森田療法的な発想をメインに、過去にアプローチせずに、不安と共に歩きながら心を回復する方法を書きました。

アドラーも森田も、「過去が原因ではない」「過去は清算しなくていい」と明記しています。実際に、辛い過去に縛られず、むしろそれをバネにして今を明るく生きている人も沢山います。しかしこれも数あるうちの一つの心理アプローチであり、誰にでも効く万能薬ではありません。

実際、過去を蒸し返して悪化させてしまう事例が(カウンセラーの力不足や当時の心理メソッドの不完全さが主な原因なのですが)1997年になって心理学者で記憶研究の専門家エリザベート・ロフタスによって提示されています。これは「精神疾患の原因は何もかもPTSD(心的外傷ストレス障害)」という当時の精神医学会のブームの反動でもあるのですが、過去のトラウマ記憶にアプローチする治療を受けることで、治療前よりも悪化してしまった患者の例をロフスタは明示しました。(私も大学院でPTSDを深く学びました)

言い方を変えると、過去をとり扱う場合はそれらを扱うことのできる力のある心理の専門家のもと、しっかりした理論をもとに行うことがとても大切です。拙著「聴くだけうつぬけ」では、過去にアプローチして感情を消化するための簡易なメソッドを一部ご紹介しましたが、実際に過去にアクセスすることが回復につながる人もたくさんいることを実感しています。親子関係から発生する愛着の問題、協働調整の問題などを避けては通れない人がいるからです。

ポジティブ思考型の心理学はその場の一時しのぎになりがち。リバウンドしてしまい本当の問題は解決できない。

一方で、アドラーや自己啓発系、書店でみる心理学のジャンルを勉強して実践してうまくいかなかった人は、【それを言われて、できるんだったら苦労しないよ】と、やや疲れてしまっているかもしれませんね。

 俗にいう、ケセラセラ(気にするな)的なアプローチやポジティブ思考的なアプローチもここに含まれます。それができたら苦労しない、というわけです。書店でも、最近はインスタなどのSNSでも、ポジティブ思考型の啓発的な本や内容がたくさん見つかります。みなさんも目に触れてきて、実際に取り組んだこともあるのではないでしょうか。

・ワクワクすることをしよう
・いい気分でいるとうまくいく
・ありのままのあなたでいい
・ダメでもいい
・あなたはよく頑張っている
・全肯定。自分をなでなでしてあげよう
・くよくよしても仕方ない、変えられるのは今だけ
・今を生きよう
・ありがとうを100回唱えて
・アファメーションをしよう
・自分を愛して
・よかったを探そう
・ゆるそう、手放そう
・前向きに考えよう
・大丈夫、うまくいくから


どれもその通りだし、それができたら苦労しない。一時的には気分が明るくなるけれど、でも長続きしない。それが正直な感想ではないでしょうか。これは、心理学や自己啓発を一度は真剣に取り組んだ人ほど、感じている感覚だと思います。はじめてこういう考え方にであたっときは「そうか!こういう風に前向きに考えればいいんだ! 私はなんてネガティブに考えていたのだ!」と興奮し、ポジティブに明るく、前向きに世の中を見る努力はじめます。しかもそれがしばらくはうまくいくので「そうだ! 大丈夫、ありがとう! 前向きに! これでいいんだ!」とますます、思考を前向きにしていくことにはまっていきます。

しかし、ある時期から、全くうまくいかなくなり、いくら努力しても前向きな気持ちを維持できなくなります。やがてこの手の話にうんざりしてしまう。これはよくある話です。

橋本翔太も昔はそれをしていたのでよくわかります。心の中に抱えてる、悲しみ・怒り・恐怖に蓋をするために、ポジティブ思考を無理やり使って、なんとか元気になろうとしても、それは無理な話なのです。本当に向き合わなければいけないのは、心の奥に抱えている、怒り・悲しみ・恐怖などの感情や感覚です。

ポジティブ思考を火消しのために使っても、それは根本の問題解決にはなりません。では一体どうしたらいいのでしょうか? その際有効なのが、フロイトから派生して発展した精神力動学をベースにした心理療法や、ロジャーズの来談者中心療法から派生した現代の心理療法です。

【系統2/認知の歪みを持つきっかけとなった過去にフォーカス】

 心理学といえばフロイトを思い出す方も多いでしょう。の問題を親子間の問題や育ちに注目して解決しようとする手法はフロイト以降多くの心理学者によって研究され、近年心理の世界でも改めて注目されているのが「愛着」の問題です。「愛着とは幼少期に形成される親密な人間関係によってもたらせる「安心・安全」「自分は無条件でここにいていい。受け入れられている」という感覚のことで、この愛着形成が、後の人格形成だけではなく、人間関係や人生の様々な問題に対処する力の基盤になります。愛着形成は家庭環境、幼少期の親と子の関係によるところが多く、愛着がうまく形成できないで問題を抱えている人たちとその状態を「愛着障害」と呼びます。関連書籍も多く発売されるようになりました。

この「愛着」があらゆる問題行動、大人になってからのストレス抵抗力や人間関係の積極性、自分の家族をどう扱うか、仕事での人間関係の構築の仕方にまで影響を与え、ひいては自己実現の部分にまで大きな影響を与えます。

(ただ一方で、愛着の問題に関しては心理学の世界、特に発達心理学のなかでも賛否両論があり、愛着よりは、その後の人間関係の構築(学校での友達関係など)によって人格形成がなされるという論文・本もあり、非常に意見がわかれるところでもあることを、ここに記しておきます。)

 賛否がある愛着、愛着障害ですが、ここに注目して心理セッションを行うことで、非常に大きな効果があり、人生が大きく変化することを、身を持って、かつ多くのクライエントさんと接して体感した橋本翔太は、この愛着の問題も扱うことで、現在起きている問題の解決を目指します。

 

親や祖父母から引き継がれる生き方パターンをあなたも無意識に引き継いでいるかもしれない。

過去、特に幼少期の問題を避けては通れない理由として、生き方のパターンの問題があります。人は幼少期に自分自身の生き方のパターンを無意識に親から受け継いでしまう、という考え方です。そのパターンは親との関係性により様々に形成されていきます。これは親に直接言われたことが影響するという単純なものではなく、親の生き方や、親との関係、周囲の人との関係の中で、生き方が無意識に刷り込まれ、決定されます。親もその親(祖父母)の生き方のパターンに影響をうけていますから、おおよそ三世代にわたって、各自の生き方のパターンの影響をわたしたちは受け継いでいる場合が多いのです。

親と正反対のパターンを選ぶ子もいますが、親と正反対の生き方、を選んでいる時点で親の影響を受けているわけで、かつ正反対の生き方をしているようで結局親と同じような人生を歩んでいた、ということはとても多いです。

あれほど親のことが嫌だと思っていたのに、気づけば、まさに親がやっていたような失敗や、親がしていたような怒りかた、親がしていたような問題や病気を抱え、まさに自分も親と同じようなことをしていて愕然とする。ということを体験する人は少なくありません。無意識に親から学びとった人生パターンの影響を受けているのです。

無価値感の強い親を持つ人は、同じく無価値感を受け継ぎ、自己肯定感の低い人が多いです。人生なんて意味がない。とどこかで冷めて、厭世的な生き方をしてきた親を持つ人は、同じくどこかで「人生なんて、消化試合だ。意味なんてない、どうせ死ぬんだ」という感覚をどこかにもっていることが多いです。

他にも「人はいつか私のもとを離れていなくなってしまう」という感覚を引き継いでいる人は(実際に、親の離婚や死別、親に見捨てられる恐怖を味わっている人)恋愛関係の中で、深い関係になるほど、相手を好きになるほど、相手と別れてしまうのでは? という恐怖が強くなります。そして相手の浮気を疑い、相手を問い詰め、相手を信頼できなくなり、相手を束縛しようとしてしまい、結果、相手が本当に愛想をつかして、去ってしまう、ということが起こります。

ところが本人は、「やっぱり、私の大切は人は、こうやって私の元を去っていくのだ」という感覚を強化します。そしてまた恋人ができたときには、さらに強い見捨てられ不安を抱いて、相手を追い詰めてしまい、また破局を迎えるということを繰り替えします。これこそまさに、自分が無意識に決めているパターンの生き方をしていることになります。

「人を信用してはいけない。人に近くことは自分が傷つけられることである」というパターン持っている人は、人に近くことも人に近づかれることにも不快感(恐怖)を覚え、せっかく親しくなった人にはより強い猜疑心を抱き、自ら人間関係を壊していきます。恋愛も結婚も子育ても、友人関係も自ら破壊してしまいます。

あなたが繰り返している「思考パターン」や「反応パターン」はありませんか。ここのパターンに気づき、無意識レベルでの解決を行わないと、似たような問題が続くことになります。

なりたい自分になり、生きたい人生を生きると言いながら、本音とモチベーションが不安や恐怖を避けたい場合、手に入らないし、行き詰まる!

誰もがよりよく生きたい、より良い人生にしたい、満足する人生を送りたいと考えています。なりたい自分になり、生きたい人生を生きたいと感じています。

・なりたい自分へ!
・夢を叶える!
・自己実現!

と声高に叫んでも実はそれが、恐怖を避ける生き方になっている場合がすごく多いのですが、皆さんそれに気づいていません。〜になりたい、と言いながら、本音は不安や恐怖をさけたい、だから〜になりたい。という隠れた本音に気付いていません。

人間のモチベーションは「何かを得るため」か「何かを避けるため」の2つしかありません。しかし、何かを得ようとするよりも、何かを避ける、恐怖や不安を避ける方が、より強いモチベーションになります。無意識のうちに、多くの人の人生の行動基準が、「何かを避けるため」になっています。

そして何かを避ける生き方というのは、いつか必ず行き詰ります。

例えば夢を追いかけて、毎日頑張ろうとしている人は、「〜したい」という意識のもと生きているつもりの人も多いのですし、一見キラキラをやる気にあふれて充実しているようにも見えます。でもある日行き詰まってしまう。なぜなのか深くセッションを進めてみると、

そうやって夢に向かって頑張ることで「ダメな自分を感じたくない」「結果を出すことで、人から認められない。人に認められない自分には価値がないと思う」「自己実現をしないと、存在価値がないと思う」「頑張っていない自分は、誰にも愛してもらえない感じがある」といった、不安や恐怖を避けるための生き方をしていた。というケースが実は本当にたくさんあります。

一見、自分の「私が〜したい」を生きているように見えて、実は裏に隠されていたのは「他人に嫌われたくない」「ダメな自分は受け入れてもらえないのでないか」「結果を出せない私には生きている価値がない」という不安と恐怖を避けるための生き方だったのです。これは「私が、〜したい」という生き方とは真逆です。

 

これは一例ですが、本人はなかなか、気づくことができません。本当に「私」が心から臨んで、「私」のために「〜したい」と思って生きていたはずなのに、なぜか苦しい、うまくいかない、行き詰りを感じている人は、よくよく分析してみると「誰か」のために「〜にならないように、〜されないように」生きていた、ということを知って愕然とする人は少なくありません。

これは本人も自覚なく、無意識レベルで行なっているため、一人で乗り越えるのは非常に難しく、本人自身が、自分でも気づけないように無意識下に巧妙に隠されています。。誰にとっても、深いところにある不安や恐怖は一番向き合いたくないものですし、一番取り扱いたくない感情だからです。だからこそ、無意識レベルにまで沈んでしまって、本人はなかなか気づくことができません。この不安や恐怖を感じないように抵抗し、存在を認めずに抑圧しているから、いつまでも新しい問題が現れてきて、人生が思うように進まないのです。

もちろん、明らかに問題とわかる、お金、経済面の問題、健康面、仕事、家族、恋愛、人間関係、子育て、に関する問題も、過食、共依存、依存症、強迫性障害などの病理に関するものにも深く関係しており、生きづらさにつながっています。(ただし、肉体と栄養欠損の問題から、症状が出る場合もあります。心と肉体の両輪が大切です。これは当サイト【栄養療法】のページをご覧ください)

ただし、一度気づいてしまえば、そして不安と恐怖を認めることができれば、根本部分から変化が起き、表目に現れている今抱えている問題や、パターンは消失、解決していきます。橋本翔太の提供する心理療法は、そのお手伝いをします。

 

こんな人におすすめ。どんな変化が起こるのか?

問題のメリットが明確となり、認知の歪みに気づき、なぜ今この問題を抱えているのかが無意識から意識上にあがることで、そして適切な感情の解放により、認知が変化します。すると自然と日常生活での問題、自分の反応が変化します。認知が変化するので、ものの捉え方や、考えクセが改善し、生きることが楽になっていきます。人間関係や家族の問題、仕事や自分の将来のこと、様々な答えや方向性が見えてきます。自動的に生き方が変わっていきます。たとえば、

・なぜか行動できなかったのに、できるようになった
・本当にやりたいことがわかった
・他人の目を気にしすぎてしまうのがなくなった
・自己肯定感が上がって、楽になった
・浮き沈みが安定した
・問題に囚われてしまうことがなくなった
・いつも緊張していたのがリラックスできるようになる
・頑張らない、ということにOKがだせるようになる
・結果主義で、いつも成果を出さないと生きている意味がない感じがなくなる
・子供に優しくなれた、イライラしなくなった
・相手にいいように振り回されたりしなくなった
・いいたいことを言えるようになった
・仕事に集中できるようになった
・人とすれ違うと緊張していたが、それがなくなった
・恋愛のいつものパターンを繰り返さなくなった
・愛着のある安定したパートナーが見つかった

 などの変化が現れます。

 

実際、以下のような問題をもった方達が、橋本翔太主催の翔太塾や心理学講座を通して、問題解決に至り、マイナスからゼロ、を達成するだけではなく、ゼロからプラス、プラスからプラスへと人生の変化を体感されています。

 

人生の問題

・幸せがよくわからない
・幸せになりたいけれど、それができない、やり方がわからない
・自分のほしい人生がわからない。
・自分は何をしたいのかわからない。
など

※上記は、自分の生きたい人生を、自分でわからなくさせていることで起こります。自分の本音、本当の気持ち、本当のやりたい、幸せ、を自分で分からなくさせることで、そこにメリットがあるのです。

お金の問題

・収入が増えない
・無駄遣いしてしまう
・なぜかお金がたまらない
・お金が貯まってくると、なぜか予定外の支出がでてきて貯められない
・副業を始めたいが、いざやろうとするとやる気がでない
・今の仕事に不満がある
など

恋愛・結婚・パートナーシップの問題

・パートナー関連でいつも問題を抱えている。
・恋愛できない
・結婚できない
・理想のパートナーと出会えない
・夫婦がうまくいかない
・旦那に怒りがある
・モラハラを受けている
・旦那の家族とうまくいかない
・嫁のヒステリーに耐えられない
など

仕事の問題

・出世したいのに、うまくいかない
・結果を出せない
・職場が長続きしない
・仕事がうまくいかない
・失敗が続く
・あと一歩のところでいつもつまずく
・同僚や上司、後輩とうまくいかない
・やめたいけど、どうしたらいいか、わからない
・収入を増やしたいけど、どうしたらいいかわからない
・パワハラにあっている
など

人間関係の問題

・人が怖い。苦手
・集団が怖い。苦手
・相手の機嫌に振り回されてしまう
・断るのが苦手でしんどい
・友達が欲しいけど、できない
・信頼できる友達がいない
・将来、このまま孤独だと思うと辛い
・ママ友、ご近所づきあいがうまくいかない
・人付き合いが苦手だけど孤独も怖い
など

子育ての問題

・子供をかわいいと思えない
・子供を愛するというのがわからない
・子供が不登校
・子供を見ているとイライラする
・子供とうまく接することができない
・子供への様々な不安と不満があるが、子供ができないので困っている
・どうしたら、毒親連鎖を止められるか 
など

健康の問題

・うつ状態
・パニック障害
・HSPで生きづらい
・自律神経失調
・朝起きれられない
・消えたくなる(希死念慮がわくときもある)
・虚弱体質をなんとかしたい
・ダイエットがうまくいかない
・過食
・アルコールや喫煙の依存 
など

 

他に以下のような問題も扱います。日常のささいなテーマに大きな問題が隠れていて、それが幸せになることを妨げていることはよくあることです。

・自分の意見がいえない。いつも遠慮してしまう
・相手に気を使いすぎて疲れてしまう
・職場での人間関係のトラブルを繰り返してしまう
・相手に依存してしまいがち
・恋愛で、いつも重くなってしまう。相手に重いと言われる
・すぐに嫉妬してしまう
・自分はダメだという感覚が何をしても消えない
・人生に絶望している。よくならないと思っている。
・痩せない、痩せられない
・眠れない、睡眠の問題
・いつも気持ちが苦しい
・外に出ると疲れる、人混みに行くだけで、どっと疲れてしまう
・怒っている人が苦手
・人が信用できない
・友達がすくない
・子供が好きになれない
・買い物、ギャンブル、セックスなどに依存していると思う
・過食、拒食などの摂食障害、その気質がある
・相手を束縛したくなる
・イライラしやすい、すぐにキレてしまう
・恋愛がうまくいかない
・旦那(嫁)とうまくいかない
・子供にイライラする
・やりたいことがわからない
・人生は消化試合だと思う、本当は何もしたくない
・楽しいことをすると、罪悪感が出てくる
・何か生産的なことをしていないと、自分はダメな気がする
・常に結果を出し続けないと、生きている意味がない気がする
・自分の性の問題。セクシャリティの不安
・注目を集めないと不安になる
・やる気がでない。何もかもめんどくさい

解決の第一段階 

第一段階では、現在抱えている問題のメリットを表面的なものから、ご自身では気づけない無意識領域のものまで、可能な限り言語化し、意識レベルにまで上げて、知覚と自覚を行い、古い認知パターンにゆさぶりをかけ、修正していきます。

なぜ【問題のメリット】の自覚が大切なのかというと、そこで選択権が自分に取り戻せるからです。【問題のメリット】の存在に気づけば、無意識に突き動かされて自分でもわけがわからないまま問題を起こしたり、悪化させたり、いつものパータンを繰り返す前に、「じゃあ、私は本当はどうしたいのか?」という問いかけができます。

第一段階を通して変化すること

・自分の深層心理が理解できます。
・今までの人生の謎がとけてきます。
・無意識のパターンにきづきます。
・パターンを抜け出す選択ができるようになります。
・なぜ今、その問題が起こるのか、問題があるのか、の理由がわかります。
・問題解決の一歩を踏み出せます。
・第一段階でも、根がそこまで深くない問題であれば解決したり、改善に向かいます。

解決の第二段階

第二段階で目指すのは、今まで悩み苦しんできた自分の問題たちと対話し、お互いに理解し合い、和解し、問題と手をつなぐことです。

橋本翔太のYouTubeをご覧になっている方には、橋本翔太を毒親カウンセラーだと思っている方もいるようなのですが、それは違います。毒親、親子問題というのは橋本翔太があつかう心理学の一部でしかありません。その上でお伝えしたいのは、あらゆる悩みは人間関係から起こるものであり、最初に私たちが触れる人間関係とは親子関係である。という現実です。

アドラー心理学では「あらゆる悩みは人間関係から起こる」といっています。それは事実で、人の悩みを全て紐解くと、結局人間関係に結びつくのです。人は生まれてから死ぬまで社会的動物であることから逃れることはできません。では、私たちがはじめて出会う他者、はじめて築く人間関係とは何でしょう?

そう、はじめて出会う関わりをもつ他者とは母親・父親などの養育者であり、はじめて築く人間関係とは家族です。私たちは、親との関係、家族のなかでの人間関係に影響を受けており、それが原体験となって、その後の人生を作り上げます。

仮に親に育てられなかった、家族がいなかった、という方でも、大人の養育者との関係の中で、なんらかの経験が原体験として刻まれています。アドラーが「過去は関係ない。トラウマは、今の問題をトラウマのせいにして解決したくないだけだ」といったのは皮肉なもので、人間関係が全ての悩みの原点である以上、その人間関係の原点である「親」と「家族」は避けては通れないのです。

大丈夫、今から変えていける

家族や親が原因と聞くと、絶望する方が多いです。だって過去は変えられないし、親も家族もあなたが選んだわけではない。そんな運命論に翻弄されて自分の人生がうまくいかなかったのか、と認めるは絶望以外の何ものでもありませんよね。あなたは好きであなたの親を選んだわけでもないし、好きであの家庭で育ったわけでもない。そんな自分が選べなかった、選択できなかったことのせいで、こんなに苦しいのか、と思うのは、やりきれない気持ちになってつらくなるかもしれません。

橋本翔太は心理学は大学・大学院にて専門教育を受けましたが、過去やトラウマを扱う心理学は好きではなく、森田療法やアドラー心理学など、過去を扱わない心理学をメインで勉強していました。教員時代、現場で生徒のカウンセリングを行うときの教育心理学でも、過去よりは今をあつかうものを好みました。

過去やトラウマを扱う心理学は、親や家族や他人のせいにしているようで、ただ他人のせいにしたい、甘えている人が行う心理学だと思っていました。

実際に、アメリカではトラウマの治療がさかんになる一方、その反動で様々な問題が生じました。その結果脳がにせの記憶を捏造することが科学的にも証明されました。例として、今人生がうまくいかないのは、幼少期の父親からによる性的虐待のせいだという記憶をカウンセラーと共に脳内で捏造してしまった娘が訴訟を起こし(実際、父親は性的虐待を娘におこなっていはいないことが警察により証明されています)、家族間がボロボロになった経緯の事例などが多発しました。その結果、一時はトラウマ(心的外傷)という概念すら疑われた時代もあります。(これらの実例は、1997年になって心理学者で記憶研究の専門家エリザベート・ロフタスによって提示されています。)

しかし実際には、親子関係からの紐解きは、より良い人生を手にしていくための一つの過程として、避けては通れないと今では痛感しています。そしてそれは、今から解決していけます。遅すぎるということはありません。今から自分の手で解決していけるのです。

親子関係を扱うというのは、全てを親のせいにして、自分の人生の責任まで放棄することではない。

親子関係の問題を扱うときに注意しなければいけないのは「今、自分の人生がうまくいかないのは、全て幼少期のせいだ、家庭環境のせいだ!」と何もかも全部親のせいにして、自分の人生を他人のせいにして、責任放棄してしまうことです。そのやりきれない悔しさや悲しみは理解できますが、何もかも親や育ちのせいにする、つまり自分意外のせいにするということは、言い換えれば、

あなたの人生の主導権を他者にわたしてしまう。
自分の人生を放棄する。

ということになります。

これは、他者に自ら支配され、自分の人生を諦めるということでもあります。そして実際、そうやって、うらみつらみを口にするだけで、他人のせいにし続けて、自分の人生は自分で変えていけるのに、その力も全部放棄してしまっている人たちがたくさんいます。

第二段階では必要に応じて、祖父母の代まで遡って、家系的に引き継いてしまっている原因を解決していきますが、注意することは、自分の問題は今からでも自分で解決できるし、過去にどんなことがあったとしても、今から変えていける、という意識です。それにより、問題と和解し、手を繋ぐことができ、問題の再発から解放され、本当の自分の人生、歩いたい人生を歩むための自分自身へと変化します。

第二段階を通して変化すること

・長年自分でも疑問だったことが、明確になり、自分の人生のことがよくわかります。
・自分の人生のテーマ、家系を通して抱えていた問題のテーマがわかり、解決へと向かっていきます。
・今まで本当に嫌だった自分の問題に感謝ができるようになります。
・日常生活が変わり、人生が動き出します。
・人間関係、パートナーシップ、親子関係、お金の問題、仕事の問題といった、具体的な問題が解決していきます。

橋本翔太の心理療法

この後にも、第三段階、第四段階…、と変化の階段があります。橋本翔太の心理療法は以下でご提供しております。

【翔太塾】
【心理学講座】
【マンツーマン】心理セッション

 

 

橋本翔太の心理療法で飛躍した、体験者の声

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